歳時記

歳時記は何種類か、めくる程度に親しんできたが、初めは文庫本を普通の詩作品集のように通読していた。
まずは典型的な自然のたたずまいのイメージは経験上、共有されているところから、自分の記憶をたどるように読んでいた。たとえば「シャガ」の花は、山の斜面の様子と一体になっている。
秋になると歳時記を2〜3回は開いてみることが多い。