わたしの死後、わたしの頭蓋骨を持っていてくれる奇特な人がいるならば、眼窩に土を入れて、朝顔の種を蒔いてほしい。
11月9日
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わたしの死後、わたしの頭蓋骨を持っていてくれる奇特な人がいるならば、眼窩に土を入れて、朝顔の種を蒔いてほしい。
今日はシャワーヘッドが寂しそうだ。
わたしの夢は星座になることだ。もしなれたら、わたしの体のどこに星をあてがったらいいのだろう。目? 唇? 爪先? 誰が星と星を線でつなぐのだろう?
今日、どうしてもわたしの体が見つからなかった。ふと姿見の前を通り過ぎると、わたしがいた。ほっとして引きずり出そうとしたが、出せなかった。
踊ることとよろめくことの違いは何だろう。話すことと叫ぶことの違いは何だろう。わたしはしばしば、よろめくように踊り、叫ぶように話す。それが問題だ。
今朝卵を割ったら、あなたの苦悩が飛び出してきた。
わたしがその俳優の名前を知ったのはその俳優が死んだ日だった。
花柄のカーテン、花柄のクッション、花柄のベッドシーツ、花柄のソファカバー、花柄のテーブルクロスが部屋にあって、庭に花の無い家と、無地のカーテン、無地のクッション、無地のベッドシーツ、無地のソファカバー、無地のテーブルクロスが部屋にあって、庭に花があふれている家。わたしはどちらに住みたいのだろう。
今月は毎日1~4行ぐらいの短詩を書いてみることにしました。ここにもできるだけ頻繁にアップロードしてゆくつもりです。
昨晩は夢をみなかった。眠っている夢をわたしはみていたのだろうか。