年賀状 2024 令和6年 賀詞

詩の歌う -長歌-

まどろめば 夢の花咲く 若き頃 言葉は足らず 語らぬままに

ときが経ち 残り火は いまもまだ 言葉にならず 話にもせず

歳行けど 道は半ばに 世をしのぶ われは何者 足引き歩む

われがまだ この世にありて 歌うなら 残す葉と葉の 数(カズ)限れども

夏空の 半月ひとり 白くとも 夕日のあとは この地を照らせ


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