編集室/雑記帳(2000.3.2〜3.5)
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編集室/雑記帳(2000.3.2〜3.5)


うんうん、 投稿者:山岡広幸
 投稿日:03月05日(日)11時10分46秒

春はうたた寝が一番ですよねー。
今日なんか、晴れてきたらきっとうたた寝日和。
ホームページデザイン変えてみました。


http://home9.highway.ne.jp/hiroy/





この陽気、春。朝の鈍い光線。 投稿者:山本博道
 投稿日:03月05日(日)08時09分32秒

>鱗造ちゃん
あはははっ、おぬし、また寝たな(^^) うたた寝癖。
おはよッ! ん? 猫いるの? へぇーっ(^^)何? シャム? ヒマラヤン?
ペルシャ? 雑種? のら? 何? 飼ったことないな、犬しか。
来歴を記すとね、ニワトリ(縁日のヒヨコから育成)、亀、文鳥、
セキセイインコ、ダルマインコ、オカメインコ、虫全般(キリギリス,カブトムシ,鍬形虫ほか)、柴犬、鳩(現在二代目)、金魚などなど。
そう、コザクラインコもいた。虫には蟻とかクモも、ビンで。
弥生三月日本の春です。そんな感じの日曜の朝(^^)。






3月5日、京は啓蟄、萩原さまに、即興の新品の一作を! 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月05日(日)06時30分42秒

[aburahamnには 7人の子」


aburahamuの姫には、7人の恋人がおりました。
一人は、ノッポで、
あとは、チビ、

(大切な時間は、春のためにとっておくの、
春の一瞬には
なにが起こるかわからないから、、、、)

ーーー萩原さま!

恋人達の 立面図、
測面図
平面図は、 まだまだ未公開です、が、はい、春の新作です。

でも、
(内側から、いつも、鍵がかかっているので、)
5月にならないと、
手も握れないとおもいます。
2000、3、5 姫えいめ






いずこも春の匂い 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月05日(日)01時31分07秒

今日もザッピング用メニュー。

このノートの過去書き込み
サラの野原の部屋
愛はまぼろし(山本博道 作)
長尾さんのとこの会議室
関富士子さんのrain tree
裏ぺんてか
成田ちるさんのとこのBBS
Bed&Breakfast
増殖雑記帖
文屋のカフェ
Naka Kambayashi(Shang)さんの「美麗島通信」
MAKI'S Modern Poem Page
ミッドナイト・プレスの掲示板






ふと起きれば夜中 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月05日(日)01時22分47秒

ふふぁーっ。
今日は、もう春の雨って感じで、駅から少し濡れて帰りました。
つい、電気じゅうたん(ホットカーペット)の上で猫と寝ていた
ら、今まで寝てしまいました。

博道ちゃん、今日もお疲れさまでした。一気に書きましたね。

青木さん、なんかもったいない題ですねー。(^^)
僕は、青木さんのエネルギーにはほんとに頭が下がります。

>ぼくの詩「春泥の、」(絵桜P10)でも、このディーリアスは
>
>器官を薄く無くしてしまったイギリスの、はるかな、夏の庭園の、
>ゆうぐれの、郭公の声。

へー、萩原さん、確認してみます。音楽、くわしいですね! 今回は
自分で読まないで、庸介さん式にどなたかに読んでいただくように
書いて、国立に送り込ませていただこうかなー(^^)。






業務報告 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)23時02分15秒

本日の執筆終了します。
本日は第47回から第55回迄でした。
明日で終わります。

>鱗造ちゃん
第55回、下の方、<ハンドルを左を切った>を
<ハンドルを左に切った>に訂正してください。
疲れました。いや、はや。
小説家になった気分です。






愛はまほほろし/第55回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)22時54分44秒

俺は俺の中にあった刺のようなものが、少しずつ萎えているよう
に感じた。それでいいのかもしれない。実家には一時間位いて、その
足で飛ばせば10時半には真美の元に帰れるだろう。明日は真美の25
歳の誕生日でもある。真美は今日、病院の帰りに区役所で婚姻届の
用紙を貰ってくると言っていたが、保証人は親父と亮二でいいだろ
うか。それとも一人は三村にでもなって貰おうか。相変わらず雨は
フロントガラスを打ちつけている。これも俺と真美への祝福の音楽
なのか。雨は二人のキューピッドだって、そう言えば真美は言って
いたが、案外、俺たちは雨男と雨女なのかもしれない。仕事は、いず
れ人でも使うようになればもう少し量も増やせる。いつまでも、現
場ってわけにもいかない。俺は俺の未来をこんなに考えたことは一
度もなかった。そして何か人生も悪くないかもしれないと思えて
くる。

亮一は満たされていた。平凡でもいい。いや、平凡がいいと思った。
激しい雨は降り続いていた。実家まではもう数分で着く。亮一はウ
インカーを点滅させて心持ち減速し、ハンドルを左を切った。そし
てこれまでに見たことのない強く巨大な光を見た。
[この項終わり]






愛はまぼろし/第54回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)22時31分08秒

マリリンのアパートを出ると、夏の雨は本降りになっていた。その
飛沫はワイパーの力を越えて、フロントガラスに雨が束で落ちてく
る。ダッシュボードの指輪の箱を俺は見た。男と女の営みが夫と妻
になったとき、それがどうなるのか俺にはわからない。わからない
が、激しさと切なさと掻き毟られるような思いは、鏡のような海を
見ているように、平凡で単純で些細な日々に変わるのではないだ
ろうか。例え多少の波風があったとしても。そういえば、真美は今
日、医者に行ったのだろうか。いつもなら来ているはずの生理が二
週間も遅れていると言っていた。俺は親父になるのだろうか。報道
カメラマンとして、一人のジャーナリストとして、俺はもう世間の
衆目を浴びることはないだろうか。優しい妻と可愛い子どもと幸せ
になるのも悪くはないのかもしれない。どうせ一度きりの人生、な
るようにはなると思う。時刻はもう7時近かった。実家までは、20分
もあれば着くだろう。俺は酒と料理を用意して待っている親父と
お袋、それに弟の亮二を思った。いま、家の裏のハウスでは何を栽
培しているのだろう。そうして「フローリストADACHI」は足立家代
々受け継がれて行くのだろう






愛はまぼろし/第53回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)21時55分34秒

俺の後ろに回ったマリリンが俺の足を開かせる。尻に冷たいぬめり
のある液体が伝い、指が俺の尻の穴に入ってくる。熱い。そして射精
しそうになる。「我慢シテ下サイ」 マリリンの声だ。そして広げら
れ、舌が挿入されてくる。どの位の時間だったのか。俺はやっと耐え
る。そしてまた座らされる。ジョイが前を向いて俺を跨ぐ。そして沈
む。「ベス」とマリリンの声がした。ジョイが去り、ベスが来る。俺は
床に両手を付いて犬の形をしたベスに犬の形で挑む。ベスはその
犬の形で、自分の前に脚を広げたマリリンを舐めている。男と女と
は何か。男と女とで出来ることとは何か。出来ないこととは何か。
愛とは何か。性とは何か。俺の茎とは何か。女たちの穴とは何か。性
欲とは何か。生きるとは何か。歴史とは何か。人間の歴史とは…。
こうして継承されてきたのか。これからも、されていくのか。俺は突
いた。ベスの膣を通って、腸壁を通って、食道を通って、その口から
俺の陰茎が突き出て、このままこの世の終焉になれという思いでベ
スを突いた。そして射精して果てた。刀尽きて矢が折れる。

とにかく、大曾根からの4百万円は、これで使いきった。






愛はまぼろし/第52回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)21時27分16秒

マリリンは俺に乳房を含ませ声を出した。香水のいい匂いがする。
ベスは椅子に座っている俺の前にしゃがんで、俺を弄び口に含ん
だり、弾いたりした。そしてジョイがそれに加わる。ベスとジョイ
は左右から交互に俺の茎を口に入れては出し、唾液を絡ませてい
る。眼を閉じると、その音が俺を一匹の竜で天に昇らせようとす
る。その二人を押しのけてマリリンが俺の茎に濡れた壷を後ろ向
きで被せてくる。俺の左のベスが俺の顔を自分に向かせて唇を合わ
せ舌を挿し込んでくる。反対側のジョイは俺の手を自分の乳房や性
器を愛撫する道具にしている。部屋に女たちの性器の匂いが満ち、
声が交ざり、俺の茎は耐えられそうにない。マリリンが沈めた尻を
上げ、ベスと入れ替わる。誰も話などしない。ただ、息遣いが俺の耳
に聞こえるだけだ。ベスの襞が俺を擦る。ジョイは自分を慰める道
具にしていた俺の濡れた指を舐めているのか、音がしている。ここ
は極楽だろうか、それとも地獄ではないのだろうか。ベスが去り、今
度は狭い感じのジョイが俺の蓋になる。マリリンが無言で俺を椅子
から立ち上がらせる。ジョイの蓋が外れる。「眼ハ、開ケナイデ下サ
イ」 饗宴が始まって初めて聞く言葉


愛はまぼろし/第51回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)20時59分17秒

俺は田舎の両親に送ったり何かの足しにするようマリリンに百万
円を手渡した。「リョーイチ、ドウシテ、コンナ」 「いいんだよ。君は
優しくしてくれたしね。それに俺、もう行けないかもしれないから。
お別れの挨拶ってとこかな」 俺はこれから親の家に用があって行
くと告げ、出口に向かった。「待テクダサイ。ホントニ、モウ会エナ
イデスカ?」 「ああ、たぶん」 俺は答えた。マリリンが駆け寄って来
て俺に抱きついた。ベスもジョイもそれを見ている。俺の唇にマリ
リンが唇を重ねた。そして「入ッテクダサイ」と部屋に引き戻し、玄
関の鍵を下ろした。俺は何か言おうとしたが、それよりも早くマリ
リンは脱いだ。「いいよ、マリリン、俺は」 「リョーイチ、ワタシ」そう
言って俺のズボンのベルトを外し、下げ、トランクスの上から俺を
揉んだ。見てるじゃないか、俺はそう言ったがマリリンは聞かない。
俺の脳裏に真美が浮かんだ。こんなことをしている場合じゃないん
だ。ベスが近づいて来て俺のモノを濡れたタオルで拭く。見ると、
ネグリジェを脱いだジョイが自分の下着の中に右手を入れて動か
している。「淋シイダカラ」 女たちは部屋の隅の籐椅子に俺を座らせた。






業務報告[またレジュメ] 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)20時25分33秒

大体この感じだと、脱稿は60回位になります。
だから、あと10回位続きます。
一気に書き上げちゃったら、過去10回よりも前のこれって
見れるの? 鱗造ちゃん。
あのね、まぁ、いいや(^^)、書こ。






愛はまぼろし/第50回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)20時13分12秒

「ワタシ、ゲンキ。ダイジョブネ」 「そうか。でも大変だな、帰された
んだ」 「ソウ、弟タチ、オ店デ、ニホンノポリス、アア、テイレ?」 「う
ん、手入れね」 「ココイタ女ノコモ、踊ッテテ捕マッタヨ」 「それで
いまは三人か」 「ソウ。ワタシ、ベス、ジョイ、三人ダケ」 そう言って
マリリンはフィリピンセブ島の家族の話を亮一に聞かせ涙ぐんだ。
「ア、リョーイチサン、コレ食ベナイカ?」 そう言って初めに玄関の
ドアを開けたベスという女が亮一に一個の卵を差し出した。「何?ゆ
で卵?」 「ユデタマゴ? ナニ、エッグ、ボイルシテル」 それは一見す
ると日本のゆで卵と変わりないが、殻を取り中身を割ると羽の生え
て湿った鳥のヒナが入っていた。目も口もあるのだ。「何だ?これ、
食えないよ、俺、こんなの」 「リョーイチ、コレ、フィリピンデハ高級
デス。精力ツクダカラ、ミンナ食ベルデス」 女たちはなぜ亮一がこ
んな美味い物を食べないのかが不思議だといったように口に入れ
た。寝ぼけ眼だったネグリジェ姿のジョイも手を伸ばしてくる。フ
ィリピン人はその殆どがキリスト教徒である。女たちは三人とも、
十字架のペンダントをつけている[この項終]






愛はまぼろし/第49回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)19時47分03秒

途中で、三村が振込んでくれた金の残りを銀行のATM支払機を使っ
て引き出した。古い家並みの続く細い通りの奥にマリリンたちの
住む木造二階建のアパートはある。そこまでは車が入らないので、
亮一は近くの駐車場にクラウン・マジェスタを入れた。そして錆び
た鋼の外階段を上り、一番奥の部屋のドアの前に立つ。茶色いドア
のニスが剥げ、ノブも錆びついてる。そのドアを叩くと奥で声がし
た。日本人の言葉のアクセントではなくて、亮一はほっとした。出て
来たのはマリリンではなかった。「あのぉ、マリリンさんは?」 「イマ
スデス。チョト待ッテクダサイ」 その薄いブラウスにジーパン姿
の若い女と入れ違うようにマリリンの顔が覗いた。「アッ、リョー
イチ久シブリ。ドシタデスカ?」 「ああ、そこまで仕事で来たので、
ちょっと顔が見たいって思ってね」 「ホント? 汚イダカラ、恥ズカ
シイデスケレドモ、ドウゾ」 と言ってマリリンは亮一を招じ入れ
た。マリリンの弟と、あと一人の女はオーバーステイが発覚して二
週間前に強制送還されたのだという。もう一人の女は亮一の来訪
で起こされたというようにネグリジェ姿で目を擦っていた。「元気
か?」






愛はまぼろし/第48回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)19時19分14秒

「あんまり無理しないでいいよ。和夫がオカマバーの一軒でも持っ
て、稼いでからだって」 「まぁ、亮ちゃん。優しいのね」 「ところで、
店に理佐はまだいるの?」 「ええ、週に一度ね、いまは」 「そっか。よ
ろしく伝えてよ。俺、ほら、もうそんなにちょくちょく行けないか
ら」 「そうよね。真美さんっていう奥さんがいるものね、亮ちゃん
には」 そう言って和夫は少し元気になり、亮一に抱いて貰いたか
ったのにと恨めしそうな顔をした。そして「お元気でね」 と亮一の
股間を握ってきた。 三村から貰った4百万円はまだ百万円残って
いた。亮一はこの金を自分のためにも、また真美とのことでも使
いたくないと思っていた。どの金も金には変わりはないだろうが
、大曾根から渡された金かと思うと、「こんな泡銭」と思えた。
そしてマリリンのことを思い浮かべた。亮一は一度だけ、事故で
電車が止まった時に、彼女を川崎のアパートに送ったことがあっ
た。そこも狭い部屋で、フィリピンから一緒に来たという若い女
が三人、それと五反田のクラブでボーイをしているというマリリ
ンの弟の五人が一間で寝起きしていた。亮一は川崎に車を向けた。






愛はまぼろし/第47回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)18時50分47秒

そのマリッジ・リングの小箱をダッシュボードの上に置いた。亮一
は少し前ソープランド「マーメイド」のフロント係をしているおカ
マの和夫から3百万円ほどの借金を申し込まれていた。何でも和夫
が前にいたオカマバーでのトラブルがこの程やっと示談になり、
その慰謝料として相手にそれだけの金額を支払わなければならな
くなったのだそうだ。亮一は3百万円の現金を持って、和夫のアパ
ートを訪れた。アパートは百人町裏のラブホテル街の一角にある。
「亮一さん、ごめんなさいね。お金がかかる時だっていうのに」
和夫は六畳一間の部屋を小綺麗に使っていて、古びた茶ダンスの上
に博多人形が三体も飾ってあった。小さなベッドがひとつある。「お
茶、入れるわね」 聞くと、和夫は博多の出身だという。中学を出て大
阪で板前の見習いのようなことをやっていたが、そこの主人と抜き
差しならない関係になってしまい、17歳の春に上京したのだとい
う。「あたい、バカだから、すぐ男の人に惚れちゃって、捨てられて、
その繰り返し」 「そのうち、いいことあるよ」 「うん。でも、亮ちゃ
ん、ごめんなさいね。必ずお返しするから、お金。月々3万円位しか、
できないけど」






ディーリアス 投稿者:萩原健次郎
 投稿日:03月04日(土)15時15分33秒

ああ、大好きな作曲家。
二つの水彩画を編曲した、エリック・フェンビーは、ディーリアスのほとんど唯一の弟子
みたいな人で、失明した(スピロヘータのせいで)師にずっと寄り添った人。
これは、ケン・ラッセルの映画「ソング・オブ・サマー」でも描かれています。
ぼくの詩「春泥の、」(絵桜P10)でも、このディーリアスは

器官を薄く無くしてしまったイギリスの、はるかな、夏の庭園の、
ゆうぐれの、郭公の声。

という記述で、描かれています。(手前の味噌ですが、、、、)
そんな、音楽家なんですよ。
鱗造様、素晴らしいリーディングを!

一本指=虚蝉様、
いま初参加の連衆、2、3名の方からメイル頂戴しています。
連衆定まりましたら「膝送り」形式でスタートさせますから
座と打順の決定まで、しばらく待機していてください。
また、メイルでお知らせします。

博道様、、、
丁重なるお便り頂戴し、うれしかったです。
また、ぼくもお返事いたします。
短編の完結、楽しみです。


http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hag02041/





2つの水彩画 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月04日(土)10時58分30秒

>清水さま
曲のタイトル名が、なんとまあ、もったいない次第ですよ、。
きのう、妹のところで、、ダビングしてきました。
先方よりの、詳しい企画書をそえて、、
(これから、パソコン、WORD、手紙文 打ち込み 開始 )
テープおおくりします。

前会は、谷川俊太郎詩集、金子みすず詩集から、少年、少女が、
セッションしたそうですが。、、、
「今回は、大人向きのプログラムをかんがえています。ーー此村」とあります。

2つの水彩画の曲は、
エリックヒェンビイ編、「夏の夜の水辺の歌から」だそうです

EIME










春はすでに部屋に入り込んでいる。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月04日(土)10時47分25秒

一本指さん、ミッドナイト・プレスは今度、CD-ROMを作ったみたいですよ。
僕も買うつもりですけど。ディレクターというオーサリングツールで作った
ようです。谷川俊太郎さんと正津勉さんの、朗読とかいろいろかな。ミッド
ナイト・プレスには五十嵐さんという、その道のプロがいて、HomePageを
見てもわかるけど、シンプルないい感じのものだと想像してます。

博道ちゃん、おはよう。青木雨彦編『会社万葉集』(89光文社刊)は文庫に
ならなかったですねー。あれ、おばあちゃんのとこにあって、ちょっと探
していたのでした。
僕はこれから仕事に行ってきます。今日の宿題、アタマの中で詩をつくる
こと(^^)。帰ったら、確定申告の紙を広げること(?)、BT28。

プロペラページの掲示板、ちょっと404 Not Foundになってしまってごめ
んなさい。容量がオーバーフローすると、会議室のCGIが初期化されちゃ
うような感じなので、ディスク容量についてQantaと会議するつもりです。






朝の所感 投稿者:山本博道
 投稿日:03月04日(土)09時32分05秒

>一本指さん
拙著お読み戴けた由、感謝します。読みずらかったことと思いま
す。色々と拡散していますから、あの詩は。それとここでの文の
ことでしょうか?痛みと冷酷さ。これはぼくの詩にも恐らく共通し
て言えると思うのですが、ぼく自身がどうというのではなく、表現
に於いて、貴兄のご指摘されたように<痛み>とか<残酷さ>といった
ことに敏感に反応しようとしている姿勢の現れではないかと思っ
たりもしています。是々非々としてではなく、です。尤も、『愛は…』
については稚拙極まりなく、恥じ入るばかりです。間もなく終わり
ますので、どうかお許しを。

>鱗造ちゃん
おはよッ! 貴兄のことでは幾つか気になっていたことがあって、
いま青木雨彦編『会社万葉集』(89光文社刊)を書架から引っ張り出
して来たんだけど、ぼくの詩集『憧れは茜さす彼方』の一篇を採用し
てくれたのは鱗造ちゃんだったんだね、やっぱり。あの時、電話くれ
たよね?そう言えば。古い話で霧の中だけど。印税5000円の紙が本に
挟まっている。この本も開いたの10年ぶり(^^)


ジャック・フィニィ!? 投稿者:一本指
 投稿日:03月04日(土)00時23分09秒

清水 麟造 さま へ>

ごぶさたしておりました。朗読作品集のご紹介ありがとうございました。
ミッドナイト・プレスの「詩人の声」は持っていないのですが、
同社の「川崎洋自選自作朗読CD詩集」は買ってしまいました。
欲の皮が突っ張っていると、たくさんの方が少しづつ読まれているより、
一人の方がたくさん読まれている方を選んでしまうと言う事で。
もっともっとCDの作品集があってもいいと思うのですが、
例え、シングルの一枚でもついてると嬉しいと思う所が欲目なんでしょうね。

田中 宏輔 さま へ>

思わず、失礼致します。妖怪の一本指と申します。
ずーっと、陰ながらの掲示板でのファンとして読ませて頂いてまして、
とうとう、フィニィの名前に出会って堪り兼ねて出てまいりました。

フィニィは早川文庫で内田善美さんが描いたノスタルジックな表紙の、
「ゲイルズバーグの春を愛す」の一冊だけを持っていますけれども、
厚かましいお願いながら何かオススメがありましたらご紹介して頂ければ幸いです。

山本博道 さま へ>

やっとの思いで御作品集「短かった少年の日の夏」を読ませていただき、
また、「愛はまぼろし」も陰ながら読ませて頂いておりました。
不束ながら、なんと申し上げればいいのでしょうか?
注がれる眼差しが、仮借なく描かれる物を掘り出して抉り出されていく、
その抉り出されるものの痛みをも冷酷に綴られている印象を強く感じます。
どことなくその痛みと冷酷さに多分、私は目を背けているのかも知れません。
苛烈で美しい傷は読み手としても私の肌の上には描けない拙さに恥じ入っております。

萩原 健次郎 さま へ>

連句、私なんかが勝手に付けてはいけませんよね?
三句目の式目は難しそうで、思いついてもいないのですが、
ただ羨望の眼差しをここ毎日ライブ連句に注ぎ続けております。






博道ちゃん、お疲れさま。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月03日(金)23時53分12秒

博道ちゃん、今日もお疲れさまでした。
書斎を訪れる奥さまにもよろしくお伝えください。

新宿で飲むのは、ほとんど安い酒場で、あとたまにちょっと
高めの酒場に行くぐらいです。僕は酒、弱いので、これで酔った
となると、そこでおしまいだから経済的です。
女性がつくクラブみたいのはほんと、年に1、2度しか行きませ
ん。それも付き合いで。
さてまたザッピング用。
このノートの過去書き込み
サラの野原の部屋
愛はまぼろし(山本博道 作)
長尾さんのとこの会議室
関富士子さんのrain tree
裏ぺんてか
成田ちるさんのとこのBBS
Bed&Breakfast
増殖雑記帖
文屋のカフェ
Naka Kambayashi(Shang)さんの「美麗島通信」
MAKI'S Modern Poem Page






業務報告 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)23時29分44秒

本日は第43回から第46回をお届けいたしました。
もっと書く予定でしたが、再三再四、愚妻が私の書斎を
訪れまして、気が散って執筆できません。
そういうことで、また明日。お許しください。

土日で脱稿できるかもしれません。






愛はまぼろし/第46回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)23時24分52秒

それから2ケ月が経ち、季節は暑い夏の盛りを迎えた。亮一が真
美のマンションで暮らし始めて1ケ月半になる。亮一は三村が大
曾根からせしめたという1千万円の中から4百万円を分け前とし
て貰っていた。三村の話では、あの夜の写真と例のインサイダー
取引に関する資料があるのだがと、大曾根の秘書に持ちかけたと
ころ、若い者はあまり阿漕な真似はしない方が身のためだが、今
回は身の潔白も立ったし、祝儀でくれてやるということで、こち
らからは写真も資料も提示しないまま、その金を受け取れたと言
う。三村は大曾根は大した人物だと言った。亮一も言葉ひとつで
1千万円もの大金を右から左へ動かす大曾根に何となく不気味さ
も感じながら、やはり大曾根は真美を犯したのではないかと、い
まさらながら思った。しかし、もう過ぎたことは過ぎたことであ
る。亮一は世田谷で生花店を営んでいる実家に何年かぶりで行く
ことにしていた。真美という女と暮らしているという報告と、結
婚式の日程の相談である。夜には帰ると言って正午過ぎに家を出
た。亮一はまず新宿のデパートに寄り、注文してあったダイヤの結
婚指輪を受け取った。<R TO M>と刻まれているはずだった。






業務報告[レジュメ] 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)22時49分02秒

第45回の<行為>の表記に関しては、殊の外逡巡しましたが、
このH・Pに敬意を表し不本意ながら敢えて伏せ字にしました。
不本意ながら、と申します理由は、私は私の拙詩集『恋唄』では、
そのものズバリの表記をしましたので…。
この辺、「〇〇」使用は、却って品位を歪めると思ったのですが、
まあ、致し方ないでしょう。それでは、また続きを。






愛はまぼろし/第45回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)22時40分20秒

それから俺は真美に両脚を広げさせた。そして両手の指で真美を開
いた。真美の糸が俺の指に粘りつき、また奥から糸が溢れてくる。
「亮一、私、恥ずかしい…」 「恥ずかしくなんかないよ、真美。俺たち
のすることで、恥ずかしいことなんか」 「…そうだけど、でも、やっ
ぱり、私…」 俺は指を容れ、俺は舌を容れ、それに順応して真美は声
を出した。そして腰を揺すり、真美は耐え、耐えられなくなって昇り
つめて行く。俺は半回転して真美の口に俺自身を運び、真美の女を
真美の上から口と指で愛撫した。真美がまた俺を銜えて扱く。それ
に応えて俺は窄めた舌を真美に容れた。真美は昇り、俺はその真美
の尻を抱えて支えた。そしてまた真美と向き合う形になった。「亮
一…、私、貴方と、いま、何してるの?」 「…」 「ねぇ、何?」 「どうして、
そんなこと訊くんだ、真美」 「言ってッ、ねぇ、亮一!」 「愛してるよ
真美」 「愛してるわ、私も」 「ずっと一緒だな、真美」 「死ぬまで、離
れないッ」 俺は真美の眼を見た。真美は俺の眼を見つめ返した。そ
して真美の耳元に「真美、俺たちはいま、お〇〇こ、してる」と言っ
た。また真美が乱れていく。[この項終]






愛はまぼろし/第44回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)22時05分17秒

俺の煩悩に巣喰った一匹の蛇が、俺を一匹の竜にして昇天させて行
く。「真美ッ」 俺は呻いた。真美の白い喉が小さく鳴って、俺を嚥下
し鎮めて行く。俺は果てて、真美の頭を両手を抱いた。膝が顫えて、
名残の陰茎が真美の口中で小刻みに脈打っていた。

夜景の見下ろせるリビングルームを抜けて、俺は真美を抱いたま
ま寝室へ向かった。こうしていると真美とずっと一緒に暮らしてい
る錯覚に陥る。「亮一?」 「…ああ」「貴方、ここ来て暮らさない?」
「俺も、それを考えてた」「私、もうコンパニオンのお仕事、辞めよ
うと思うんだけど」 「うん。俺、何とかできると思う」 「そしたら私、
毎日、貴方の帰り待って、お洗濯したり、お食事作ったり、お家の中
飾ったりしたい」 「そうだね。そうするといい」 俺は、真美はきっと
いい妻になると思った。一度くらいは平凡な人生を味わうのも悪く
ないだろう。年老いてきた親父とお袋はどんな顔をするだろう。弟
の亮二は、「兄さん、よかったね」と祝福してくれるだろうか。俺には
似合わない気もするが、そんな擽ったさも、きっといいのだろう。二
人で家具を買い揃え、食器も買い、真美の作った料理を食って…。






こん××は。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月03日(金)22時00分18秒

Shangさん、美麗島掲示板の書き込みはおもしろいですね。今はあたら
しい記事を見ていないのですが、だんだん事情もわかってくるだろうし
好奇心もあるので、書き込んでいきたいと思っております。
こちらにもみなさん、ぜひどうぞ。やはり、そちらはアメリカですから
言葉のはしばしに何か、こちらと別種な感じ方があっておもしろいです。

萩原さん、俳諧の第三を付けると、深みにハマリそうです(^^)。ほかの
方が付けるかもしれませんけど。けっこう巻き終わるまで集中してしま
いますからね。

青木さん、国立音大生とのセッションについては、何かまだよくわから
ないけど、やっちゃうことにします。
『ディーリアス 2つの水彩画』、2つの水彩画、いい題ですね。

博道ちゃん、昨日は酔っていて、やりとりできませんでしたが、いちおう
僕の『サラの野原の部屋』は脱稿して、あと、6の性愛部分はちょっと、
「禁断の部分」として、表には出さないようにしようかな、と前にも書いた
けど。

また、葉篇連作やってみたいけど、梅雨あたりにやろうかな。(^^)
『サラの野原の部屋』は思いがけず、自分がいまいろいろ考えているとこ
ろの題材を書いたような気もしてます。






愛はまぼろし/第43回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)20時14分27秒

真美が振り返って俺を見る。「亮一…、出てるわ」 「ああ、出してる」
俺は真美の尻を左右に思い切り裂いて、最後の波を終えた。風呂の
中でも真美は俺の唇を執拗に求めてきた。俺の口の中に真美の舌が
入って来て、俺の舌を吸い、俺の口中を舐め、彷徨い、また吸ってく
る。俺は湯船の中で再び俺自身が塊になるのを感じた。「亮一、また
ほら、こんなになってる…」 そう言って切なそうに真美が握る。そ
して強く上下に動かす。俺は浸かっていた湯船から身体を半分上げ
た。真美の顔にちょうど俺の塊が浮かぶ。「ステキよ、貴方…」 真美
は左手を窄めて俺の袋を包み込んだ。そして柔らかく揉む。右手で
俺の茎を握り、真美の顔の方へ堅い茎を傾ける。「含んで、あげる」
真美が口を開ける。そして口の中から舌を伸ばして、俺の先端の割
れ目に挿し込む。それに沿って舐めあげていく。俺の茎にある幾つ
もの赤い筋が脈になって波打っていく。快感が股間を昇り、背を昇
り、頭の先へ昇って行く。真美は舐め上げている。縦に、横に、裏まで
真美の舌が湿った一匹の蛇になって、蛞蝓になって、俺を苛んでく
る。「真美、俺、ダメだよ、また、なぁ、真美」 「いいわ。私が受けとめる」






きのうは 投稿者:田中宏輔
 投稿日:03月03日(金)11時57分27秒

。。。kenくんへ。


   ヴァン・ヴォークトの「非Aの世界」を読みました。

   きょうは、その続篇の「非Aの傀儡」を読むつもりです。

   どちらも、高校か大学時代に読んだものでしたが、引っ越しやら

   何やらで、SFのほとんどをなくしてしまったので、また少しずつ

   集めています。

   ぼくも、ことし、長編のSFを書くつもりです。

   「負の光輪」というシリーズ(その1作目が、清水さんのサイトの「うろこ通信」

   というところに入れてもらっています。)とは別系統の未来の話になるかと

   思います。「負の光輪」はキリスト教の神を扱っていますが

   ことし着手する予定のものも、視点は変えますが、宗教的な主題に基づいたものに

   なると思います。

   来週の月曜日と火曜日にここに来ますが、それからはひと月ほど来れません。

   そうそう、ロバート・シルヴァーバーグの「夜の翼」も復刊されてました。

   おもしろいですよ。ファンタジー色のつよいものでした。(むかし、読んでね。)

   そうだ、きょう、帰りに買って帰ろう。

   ジャック・フィニイのも買わなきゃならないし。

   uuuuuuuuuuuuuuuuum.

   本って、中華だよね。

   あっ、違った。中毒だ。(わざとだす。)

   soredehadeha.

                            あっちゃんブリゲ。。。
   

    


>松本和彦さま 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月03日(金)08時56分26秒

いつぞやは、もみの木のお手伝い
、申し出てくださいまして、ありがとうございます。
御住所など、こちらからの連絡方法、おしらせください。
(清水さま、尋ね人、掲示板 、 お借りいたしました、)
私の住所は、「年鑑」をごらんください、。手伝いは、当日のみ、で
だいじょうぶです、

ちるさんズの
ピチピチ女性群、お手伝いいただきますので、、準備は。OKです。
またこの会は、
出演のかたがたも、全員で、椅子運びやら、切符切りやら、ゴミの
かたずけやら、も、(たのしんで)していただくのが、常と
なっております。
青木栄瞳










遠藤ミチロウ、ライブのご案内させて、いただきます。 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月03日(金)08時33分23秒

(打ち上げのほうが、気がかりな、)
遠藤ミチロウ。ソロライブ(企画。高木 純)

3月11日(土)夜7:00スタート 2500円(1ドリンク付)
西八王子。アルカディア
(問合せ)アルカディア 0426ー65ー4905

(追伸:ポエトリー。リーディングINアルカディアは休演中です。
青木多忙ゆえ、さぼって、います。、、、、そのうち真面目になります。)

今日は、「雛の祭り」です、おしとやかな1日になるのかしら、、、

(はまぐり気分です)かしこ。






P・S 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)08時01分26秒

>鱗造ちゃん
あッ、言うの忘れた。
ハブ・ア・ナイス・ウイーキャンド!
酔ってないから、アイ・ラービューとは言わないけれど。






いいお天気の朝、です。 投稿者:山本博道
 投稿日:03月03日(金)07時54分37秒

>鱗造ちゃん
おはよッ!(^^)。ずいぶんご機嫌のご帰還だったネ。
新宿、か。どお? 盛ってた? 新宿。懐かしい。よく歌舞伎町2丁目辺り
で飲んだな。大体はナイトクラブだった。で、ハネてからメシ食いに
行って、深夜のクラブ。帰りはいつも2時3時。お姉ちゃんのいるお店
以外ではあまり飲んだことない。ぼくはネ、これでも深夜のクラブ
で一曲歌唄って、怪しいおじさん(臑にも顔にも傷のある)から1万
円、御祝儀で貰ったこと屡々あるんだよ(^^)。ああ、過ぎし日の思
い出や、身に沁みてひたぶるにうら悲し。頭痛くない? 大丈夫? も
う若かないんだから(^^)、気をつけてお飲み。ぼくはいま真面目そ
のもの、伝書鳩。不良は嫌いだ(^^)。第二弾、小説待ってるよ。ぼくの
方はそろそろフィニッシュだからネ。稼ぎは今日で一応終わり。や
だネ、会社勤めも。ぼちぼちリタイアすっかな、ってよく考える。ま
ぁ、あんまりいつまでも働きたかぁないやネ。いつまで生きられる
かもわかんないのに。
『愛はまぼろし』第42回。第6行目
誤]平凡に行き 正]平凡に生き 直しといて(^^)。まぁ、他にも一杯
表記ミスやら要校閲の箇所はあるんだけど。






酔いどれ。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:03月03日(金)00時18分53秒

博道ちゃん、さっき帰ってきました。
なんか酔っていい気持ちです。東に月は見えませんね。
今日も新宿でした。

さあ、この深夜もザッピングしましょう。僕はお風呂
はいったら寝ちゃうかもしれませんが。(^^)
Shangさん、青木さんへのレスポンスは明日酔いが醒めて
からにいたします。

Be happy! I love you! Good night! Good day!

このノートの過去書き込み
サラの野原の部屋
愛はまぼろし(山本博道 作)
長尾さんのとこの会議室
関富士子さんのrain tree
裏ぺんてか
成田ちるさんのとこのBBS
Bed&Breakfast
増殖雑記帖
文屋のカフェ
Naka Kambayashi(Shang)さんの「美麗島通信」
MAKI'S Modern Poem Page






業務報告 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)23時49分25秒

本当は、いいとこだから一気に執筆しちゃいたいのは山々ですが、
本日は第37回から第42回迄をお届けしました。佳境です。演歌なら
サビの部分です。明日は週末ですので、もっと、ぐっとアダルトに
頑張る所存です。片桐怜さん、支えてくださって感謝します。
巧く50回で収まるといいのですが…。どうかしら? でも、60回迄は
いかないと思います(ランパブとかキャバクラとかホテトルとか
行ったり呼んだりしなければ…)。

>鱗造ちゃん
大人しいネ。呆れた? ん? いないのか(^^)。
で、どーしたの? 新作。また、いい子で書くのかな?
恥と外聞、見栄などは、あって邪魔と私は思います。

それでは、どちら様もおやすみなさい(^^)。






愛はまぼろし/第42回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)23時33分59秒

いや、それよりも何よりも、そもそも愛なんてあるのだろうか。俺の
この硬い茎と柔らかい真美の壷が愛なんかであるのだろうか?そう
であれば、ソープランドの理佐とも、マリリンとも愛なのか? 性愛
が愛なのか?やはり俺には愛なんてないような気がする。そんな移
ろいやすいものが、どうして愛なんかであろうか。俺はその辺の男
たちと同じように、この先、平凡に行き、平凡に死んで行くのだろう
か。真美を養い、子を養い、そんなことで一度きりの人生が、そんな
凡庸なことでいいのだろうか? 浴室から真美が俺を呼んだ。いや、
移ろいやすいから愛なのかも知れない。俺は真美の身体を洗った。
真美は俺の身体を洗った。真美が浴槽に入ろうとしたその後ろから
俺は勃起した陰茎を真美に容れた。「亮一…」 そのまま浴槽の渕に
両手をついて、突き出した尻で真美が俺を迎えた。俺は突いた。真美
は腰を使って俺に応えた。「いい、亮一、もっと」 喘ぐ真美の声に俺
は突いた。抜きかけて、また挿入する。茎の根元まで容れて、出しか
けて容れた。真美の尻を両手で広げながら、もっと深く、もっと深
く、真美に近づきたかった。そしてそのまま俺の陰茎は十数回射精
を繰り返した






愛はまぼろし/第41回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)23時04分16秒

真美の舌が俺の舌に絡んでくる。「亮一…」真美は眼を閉じてい
た。 その眼からまた一筋の泪が流れている。「どうした?」 「わかん
ない。でも、好きなの、貴方が」 「俺もだ。真美」 「嬉しいッ」 俺は勃
起していた。そしてその欲情とはべつに俺はこの女と暮らすこと
になるのではないかとなぜか思った。親父やお袋ように、そして弟
の亮二のように、幸せかどうかはともかく、女と暮らすのも悪くな
いかも知れない。真美が俺の下着の洗濯や俺の飯を作って、俺は真
美と、いつか出来るかも知れないガキのために、一介の写真屋で稼
いで、家も買って、真美をあの白い砂のアメリカ西海岸にでも連れ
て行ってやって…。「亮一? 何考えてんの?」 「ああ、いや。真美と暮
らすのかなぁってね、考えてた」 「うそ?ホント?私も考えてた。貴
方と暮らしたら、どんな毎日だろうって」 俺は、何なのだろうと思
っていた。男と女は積み重ねた時間が愛になるのではないのだろ
う。これはもう出会った時から決まっていることなのかも知れな
い。俺は真美を知らない。真美も俺を知らない。だが、知ることが一
体何だというのだろう。知れば愛が深まるとも言えない気がする。






白い蓮の花 投稿者:片桐 怜
 投稿日:03月02日(木)22時41分59秒

私は汚らしい泥沼に咲く蓮の花が好きです。
山本博道さん、ますます頑張ってください。

最近はフランシス・ベーコンの絵に妙に心ひかれます。
少しは自分がまともに見れるようになったのかも知れません。
「鉄人28号」のブラックオックスとバッカスが好きでした。今でも好きかも……。
それと黄金バットも。  


http://www.bekkoame.ne.jp/~ta.kawai/s_index.html





愛はまぼろし/第40回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)22時36分58秒

それから俺はパーキングまで真美と歩き、真美をクラウン・マジ
ェスタに乗せた。「何日ぶりだろ?」 すっかり泣き止んだ真美がはし
ゃぐ。そして私たちって雨がお似合いねと笑った。考えてみると今
日も長い一日だった。三村と会ってファッション・マッサージの「パ
ッション」に行き、マリリンを抱いたのは今日だったのだ。「ねぇ、亮
一、今日も一斉やってるかも知れないから気をつけてね、この道」
真美のマンションが近づいて来る。「お茶でも飲んでく?」悪戯っぽ
い眼で真美が俺を覗き込んだ。「ああ、コーヒーでも」 「ミルクとか
お砂糖とかは?」 「何言ってんだ?」 「ミルクは俺のでどうだって?
亮一」 「ばか」 こうしていると真美とは初めて会った時からずっ
と一緒にいる気がしてくる。部屋から見える夜景はあの夜と同じよ
うに美しく映っている。真美は浴室へ行き湯を入れて帰ってきた。
「いつも逢えるわよね?これからは、亮一」 「ああ、逢えるとも」 俺は
真美を抱き締めてリビングのソファに押し倒した。「だ、だめだった
ら、亮一。お化粧が着いちゃうわ。それに汗かいてるから…」 俺は構
わず真美の顔を俺に向かせて唇を重ねた。




愛はまぼろし/第39回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)22時14分37秒

「私、大曾根とは何もなかったのよ」 「…」 「何も。貴方の想像してい
るようなことは、何もなかったわ」 「俺は、別に」 「貴方、私が大曾根
と寝たと思っている」 「…」 「私、キスだってさせなかったのよ」
「…」 「貴方が、亮一が下で待ってるって、知っていたから、私、私、貴
方の女だから…、何も、何もさせなかった」 「…ああ」 「ああ、じゃな
くって、ちゃんとこっち見てッ」 「…うん」 「貴方はどう思っている
か私にはわからないけど、私はそんな女じゃない。いろいろショー
とかも、やっているけど、貴方を好きになってから、亮一、あんなの
今日が初めてよ」 それが本当かどうか俺にはわからない。わからな
いけれど、真美がそう言うのだから、少なくとも真美の意識として
はそうなのだろうと思った。例え、仮に大曾根と何かあったのだと
しても…。「亮一とは今日でまだ逢うの二度目だけど、違うの、私。亮
一とは二度目だけど…」 「うん」 俺を見る真美の眼が次第に潤んで
きて、そこから幾筋もの泪が落ちた。「わかってるよ、真美。だから
泣くなよ、もう」 俺は真美を頭こど俺の顔に引き寄せた。俺の頬が
真美の泪で濡れる。






愛はまぼろし/第38回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)21時55分40秒

初めて会ったあの夜と同じレモンイエローのスーツだった。
「…真美」 俺は彼女の前に立ちはだかった。「…あッ、カメラマンさ
ん」 「あ、足立、足立亮一」 「り、亮一さん?」 「そう」 「私、伴野真美」
「うん。知ってる」 「ずいぶん待ったでしょ?」 「えッ?」 「貴方、いた
の知ってたから」 「…」 「写真も撮ったでしょ?」 「あ」 「私、前に撮
ってって言ったわね」 「とにかく送るよ」 「だめよ。酔ってるわ、貴
方。それより少し歩かない?」 ホテルの前の大通りを渡ると目の前
が日比谷公園だった。俺はなぜ真美が俺がいたこと、俺が写真を撮
ったことを知っているのか不思議だったが、それと同じくらいに
知っていたはずだともなぜか思えた。雨は煙って霧になっていた。
何組かの男と女が歩いたり、敷物を敷いてベンチにいた。俺たちは
公園を抜けて左手の野外音楽堂まで歩き、そこのベンチに腰を下ろ
した。「私、前にここに何度か来たことがあるわ。まだ、いまのコン
パニオンじゃなくて、丸の内にお勤めしてたころ」 真美はそれ以上
は言わなかったし、俺も聞かなかった。「ねぇ、亮一さん」 そう言っ
て真美は俺を見た。






愛はまぼろし/第37回 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)21時36分54秒

俺は真美と大曾根がホテルの客室に入った30分後から、その一階
にあるバーで時間を潰していた。この上の34階の一室で70歳を過
ぎた爺と24歳の若い真美が、今まさに性交の真っ最中ではないか
と考えると居ても立ってもいられなかった。俺は宴会場を出て行
く二人の前に立ちはだかるべきではなかったのか。この女は俺の
女だと大曾根の横っ面に一発パンチを見舞うことも出来たのでは
ないか。あの時と一緒だ。あの時だって、シャッターなんか切らずに
あの女の子をサイの角から救うことだって不可能ではなかったは
ずだ。何がジャーナリズムだ。そしていま俺は、大曾根を強請るため
に、真美を生け贄にしたのではないか。俺に背を向けて玄関から出
て行った大曾根のでっぷりとした身体は、まさに薮の中に消えて行
ったあのサイではないか。すると真美は死んでしまったのだろう
か。俺はいつも自分がその渦中から一歩引いたところで生きてきた
のではないかと自分で思った。カウンターの中にいたバーテンに帰
ると告げて椅子を降り、レジスターの前に行った。左のエレベータ
ーが開いて、腕を組んだ一組のカップルが降り、続いて真美が降り
て来た。






夕刻、です。 投稿者:山本博道
 投稿日:03月02日(木)19時06分12秒

私は此の清濁併せ呑むH・Pを痛く支持する者の一人である。とは
云っても「濁」は私だけかも知れぬのだが。母子のうち2歳の女児
があろうことか室内で凍死した事件に打たれた。児は10日、母は20
日、何も口にしていなかった。此の時代に赤貧である。生活保護法も
よく知らぬまま、児を死なせたのである。児の胃は空であった。行政
の非力さを責めるのではない。人の孤独について考えるのである。
何も野中の一軒家の出来事ではなく、都会の話である。ガス、水道も
止められて、こっそりと戸外にある家主の水道から水を汲み来て、
母子で飲んだと云う。差し入れてくれていた親類も又、年金生活者
で、儘ならず、内職の宛て名書きも此の1月からなくなっていた。
ちょっと切ないネ。介護保険もたぶん問題山積だよ。既に認定問題
でチョンボが出ている。当然だよ、人間のやること。それにこれを食
い物にしようと参入業者の壮絶なこと! 病者は食い物だな。資本主
義社会も大衆消費社会も悪いとは一概に云わないけど、人間とは何
か? 考えるべき時は過ぎているけど。その辺を、私はポルノで告発
するゾ。乞御期待! 鱗造ちゃーん、ただいま(^^)








清水さんの曲名は、 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月02日(木)16時48分22秒

『ディーリアス 2つの水彩画」と。きまりました。
なぜか、ポーランド映画を、思い浮かべました。

近いうちにダビングして、お送りいたします。5分の曲です。






訂正、、、、です。 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月02日(木)12時44分06秒

御庄博実さまの、御名前、さきほど、打ち間違えました。
訂正させて、いただきます。







ちいさなヒップの花の蕾 投稿者:青木栄瞳
 投稿日:03月02日(木)12時35分50秒

「ちいさなヒップの花の蕾
その発信音は、
プチプチ 」
(詩集バナナ曲線、桃の花、より)

>ha−i!須永紀子さま。
今、FAX受信いたしました。明るい、たんぽぽのようなFAX
とても。うれしいです。ごきげんよう。はい、パソコンも、がんばります。


>清水さま。いろいろ、arigatou。
国立音大生たち とのセッションの件、、、さきほどは、お引き受けいただき
ありがとうございました。
今日あたり、青木のところに、3曲分( 御庄博美氏、清水氏、青木用)
入ったテープが、届く、予定です。私が3曲聴きまして、勝手に
振り分けさせていただきます。曲がさきにきまっていて、
それに、言葉を、詩を、物語を添える、というのも、結構むずかしそうですが。

まあ、挑戦して、みましょう。よろしくおねがいします
相手方は、純クラシック、純ブランド品といった、感じ
ですが、こちらは、自由な発想で、でも、あまり、ロエ、ロエ
路線でもなく、、、、、、

ふしぎな、3人の組み合わせ、だと、、、、はい清水さんの
新作品たのしみです、

よろしく、お願いします、。






脇は、付けたのでした。 投稿者:萩原健次郎
 投稿日:03月02日(木)10時57分45秒

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ      坪内稔典
       芯ゆれるのね空の蜂の巣     褄黄

と脇を付けた状態です。しみりん様
第三、付けたら、即、文屋別室に、ひきずりこみますので。
第三は、語尾、「て、にて、らん」で、春。

それから、ネンテンさんが発句を書いたのではなく
ぼくが、無断で拝借(頂戴した句集から)したわけです。
つまり脇起しという形です。
坪内さんには、いずれ報告しようとは思っていますが。


http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hag02041/





こんXXは 投稿者:Shang
 投稿日:03月02日(木)10時51分57秒

美女(?)は何人もいる美麗島掲示板ですが、個性の強烈さもまたピカ一です。
ボクサーはいるは、三味線弾きはいるは、セラピストにジャズピアニストに
新聞記者にハッカー。詩に興味のある人も、こちらのサイトにRefer
しておきましたんで、その内遊びにくるやもしれません。


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