編集室/雑記帳(1999.6.22〜6.30)
編集室/雑記帳 過去書き込み 目次前頁(編集室/雑記帳(1999.6.30〜7.8))次頁(編集室/雑記帳(1999.6.15〜6.22))
Shimirin's HomePageUrokocity灰皿町SiteMap

編集室/雑記帳(1999.6.22〜6.30)


萩原さん,こちらこそ 投稿者:須永紀子
 投稿日:06月30日(水)21時20分59秒

ごぶさたしています。
座談会でご一緒したのは,13年ほど前でしたでしょうか。
当時は,自分がきちんとした仕事をしていないということに後ろめたさを感じて
いて,またみなさんの話に加わるほど詩にのめりこんではいなかったので,つらかった
です。
まだ,詩集お送りしていませんでしたね。
ごめんなさい。
早急にお送りしますので,ぜひ読んでください。
おたより,ありがとうございました。




水のように。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月30日(水)10時48分22秒

。。。清水さま。


   水のように、ずぶずぶと、声が電話線を伝って耳に入ってくるという
     感じなのですね。そうとると、たしかに、直接接触かもしれませんね。

   SFにあった、テレビ電話が実現していますが、これだと、よけいに
     直接接触って感じですね。これだけ、人間と人間の距離が縮まっていくと

   ほんとうに会って話をするのと、そう変わりませんよね。
     匂いや、空気(雰囲気)なんかも伝われば、もうバーチャルですものね。

   きのうは、俳句の歌合わせを読んでました。
     中上健次に似た、加藤治郎さんが大好きなんですけど

   (ぼく、デブ専なんです)彼の写真が載ってて、むふふ、という感じでした。
     ノブユキにも似てて、ちょっとだぶらせてます。

    ぼくの文学の趣味には、作者の顔も考慮されているようなところがあります。
      でも、加藤さんの場合は、歌も好きです。次に、その好きな歌を


    時計仕掛けの絵本をよめばすずかけの並木をぬけてまた出逢う導師(ルビ:グル)


    ううん、キッチュ、って感じですか?


   
    ではでは。
                              あっちゃんブリゲ。。。  


萩原山。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月29日(火)11時33分35秒

。。。萩原さま。

    
   萩原さんと打つと、萩原山と出てきます。

   ご無沙汰しています。

   いつぞやは、女性詩人のAさんと、3人でごいっしょしたことを思い出しました。

   萩原山の西都にもときどき行かせてもらっています。

   谷内さんの西都にも。

   きのう、ディックを3冊買いました。むかし、読んだものですが、気に入った
     本を友人に貸したまま返してもらえなかったり、また、引っ越しでなくしたりと

   そんなこんなで、ずいぶん、無駄をしています。あっ、無駄ではなくて、
     無駄遣いですね。ちょっと、さいきん、本の買いすぎかなといった感じで

   貧乏人は、貧乏人らしく、図書館にでも通いつめなければならないと思いました。

   いつか、また、お会いすることのできる日が来ますこと願って。

                              あっちゃんブリゲ。。。 


須永さん、ごぶさたしてます 投稿者:萩原健次郎
 投稿日:06月29日(火)10時29分12秒

須永さん、あれは、もう何年前でしたでしょうか?
詩学での座談会で、お会いしましたね。
あの座談会の会場は、とってもいい感じの、おかしな場所でした。
熱気もありましたね。
こうして、ネット上で再会。うれしいです。
清水さんの、掲示板、お借りしてごあいさつ。ごめんなさい。
それにしても、ここでは、いろんな方と再会(?)できます。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hag02041/


midnight (ex)press 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月28日(月)20時38分00秒

midnight press92頁に「腹立ち記」を載せておられる 根石吉久さまに、
「midnight expressの「腹立ち日記」を大変面白く読みました」とメールを出し
ましたら「そんな雑誌にそんな題の記事を書いた覚え全くないぞ!」(半分大袈裟)
と返事を頂きました。でも、midnight express もなかなか良い雑誌名だと微笑
んで頂きました。
した。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


いろいろ。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月28日(月)20時37分30秒

関さん、
>DWライトさんが編集してguiに掲載していた「アメリカ現代詩101人集」出版記念の
>朗読とジャズのコンサート。

今度刊行される本はguiに連載されていたものなんですか。

もう一度過去書き込みからコピーしておきます。

…『アメリカ現代詩101人集』の出版記念、詩とジャズのコンサート
…(6.29-火曜)の案内をいただきましたので、ここに記しておきま
…す。
…場所:新宿「ピットイン」(電話:3354-2024) 会費:3000円
…(1ドリンク) 出演:渋谷毅オーケストラ 朗読:高橋睦郎 沢
…崎順之助 平田俊子 D.W.ライト 小池昌代 ほか

…僕はちょっと行けるかどうかわかりませんが、いちおう
…19:00会場 19:30開演ということです。ピットインは御苑大通り
…のほうです。

>須永紀子さんや河津聖恵さんもいかれるそうです。河津さんとは初めてお会いします。
>どきどき。たぶん2時間ほどで朗読は終わり、11時ぐらいまで思いっきりジャズです。

美女に囲まれることができそうで、行きたいですが、仕事の成り行き
によります。またレポートを楽しみにしています。

kaokiさん、HomePageに行って詩を読んできましたよ。
weepといえば、Beatlesの
I look at you all see love there that's sleeping
While my guitar gently weeps
というのを思い出します。先日寝る前に聞いて意味をたどって失恋の歌だと思って
いたら、そうでもないですね。なんかちょっと説教臭いような感じのする歌でした。(^^)
あっちゃん、電話は声の直接接触でしょう。声が電話線を水みたいに流れていく
んだから(そうでもないか、いったん電子化されて)。『プリズメン』全部読む
の、大変ですよね。「哀れなベルギイ」まだ図書館に行ってないので、読んでな
いですけど、読んだら感想書きます。ヴェルレーヌは高校の教科書に載っていて
文庫版で読みました。誰だっけ、ランボーの伝記もそのころ読みました。

須永紀子さん、どうも。HomePageを作るとのこと、楽しみにしています。このへ
んにはたくさん、作り方等、知っている方がいるので、わからないことがあった
ら遠慮なくどうぞ。(^^)……右に長いのは、須永さんへの返信メールにどうすれ
ばいいか書いておきました。最後の「のぞいてください」は謎のまま。バックア
ップするとき削除しておきます。こちらこそ、よろしく。
そういえば、片根さんにはこのあいだのロフトプラスワンのイベントのときに、
お会いできました。



よろしくお願いします 投稿者:須永紀子
 投稿日:06月28日(月)16時49分00秒

 初めて作品を載せていただくことになり,とてもうれしく思っております。
これからもよろしくお願いいたします。
関さんやミッドナイトプレスの岡田さん・山本さん,片根伊六さんに『雨期』のホームページを
作ると公言してしまったので,いろいろなホームページをのぞいていますが,BTはす
ごいですね。
関さんの『rain tree』も更新するたびに読んでいます。
わからないことがあったら,お二人におすがりするかもしれませんので,そのときはよ
ろしくお願いいたします。




新しい宿題。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月28日(月)11時00分09秒

。。。清水さま。

   BT、手で折られていたのですか。
     机の上でしょうね。机の上で、たくさんのBTを、手で折られている

   清水さんのお姿が目に浮かびました。
     まだ、お会いしたことがありませんが、

   ご本や、お便りや、封筒や、BTなどで、「間接接触」しているると、
     あらためて、思いいたりました。あっ、そしたら、電話は、間接会話でしょうか。

   ううん、そんなことはないですよね。えっ? やっぱり、間接会話でしょうね。
     新しい宿題、ぼくも考えました。

     
       A deer is shot.
    The mountains weep.

       鹿は撃たれ
       山は泣く。

     
     何の工夫もなく、訳ともいえないものですけど、
     中国の詩のような感じがしました。

     プリズメン、まだ読み終えません。
     こんなにゆっくりと本を読むのは、ほんとうに久しぶりです。

     文脈の後ろに、たくさんの知識や事柄がつまっていて、文と文の間にある
       ものをも感じ取らせる筆者の力量に、思わず

     イヤンッ

     という感じです。 

     きのう、おとついは、山頭火の日記を読んでました。
     人間ξというよりも、ただのξおっさんでした。お酒を断つこともできない

     弱さには、閉口します。
     しかも、自己評価にいたっては、これで修行か、という印象しか持ちえませんでした。

     句は、面白いものもたくさんありましたが、それ以上に、面白くないものの方が多かったです。
     生き方が型破りであっても、それはそれだと、ぼくは思う方ですので

     山頭火のもてはやされ方には、納得できないところがあります。
  
     とはいっても、いくつかの記述には、共鳴することができましたが。

     ああ、だめですね。ぼく。批判するばかりで、自分がなっちゃいないのに。
       ヴェルレーヌに対しても、きつい表現で批判したことがあるのですが、

     もしかしたら、その気の弱さ、自堕落なところが、自分と重なって
       イイッとなっているのかもしれません。

     ううん、反省、反省。(ほんまかっ?)
     ぐふっ。

     (^^)
                             あっちゃんブリゲ。。。  


お知らせ「アメリカ現代詩101人集」 投稿者:関 rain tree
 投稿日:06月28日(月)10時18分27秒

rain tree vol.12を発行しました。
「夏の終わり」の河津聖恵さんの新作をはじめ、詩誌に発表された
近作など、どんどん載せていきます。
DWライトさんが編集してguiに掲載していた
「アメリカ現代詩101人集」出版記念の朗読とジャズのコンサート。
清水さんもお知らせしてくださっていますが、明日です。ぜひおいでください。
くわしいことはrain tree でもご案内しています。
須永紀子さんや河津聖恵さんもいかれるそうです。
河津さんとは初めてお会いします。どきどき。
たぶん2時間ほどで朗読は終わり、11時ぐらいまで思いっきりジャズです。
BT初登場の須永さんの詩、拝読しました。
すべての人に親密な、でもどうしようもなく孤独な、自分でももてあますほどの。
こんな力、わたしたちはたしかに持っていると感じましたよ。

http://home2.highway.ne.jp/ofuji/


RE:「バキューン」 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月28日(月)00時53分30秒

珍しく清水さんが現実的だなと思いました。
shoot:kill or wound (a person, animal, etc.)
with a bullet, arrow, etc. from a gun, bow, etc.(Oxford English Dictionary)

滴る涙に、 投稿者:hiro-y
 投稿日:06月27日(日)21時44分37秒

銃声が谷に轟いて、その振動で木の葉にたまった
雨水(もしくは露)が落ちる、とぼくは思いました。
涙みたいでしょ、なんだか。
日本橋の丸善の洋書の詩のコーナーはあまり広くないですよ。
ぼくが買うのは300円のだし。ブックレットみたいな。
それにしてもやっぱり英詩は韻文なんですねえ。

http://park.millto.net/~hiro-y


あ、そうか 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月27日(日)20時08分26秒

鹿が銃で撃たれて、その銃声が、「バキューン」って感じで山に木霊
する。それが「泣いている」という感じなのかな、といま思いました。

丸善とか紀伊国屋本店には詩集がありそうですね、英語の。もう少し
英語が進歩したら、買ってみようと思います。



hide&seek(なんとなく) 投稿者:hiro-y
 投稿日:06月27日(日)18時53分34秒

梅雨時はなんだか色々やる気が失せますねー。
ぼくもmidnight pressが初めて買った詩の雑誌です。
なんとなく手に取りやすくて(笑)。
学校のあたりは随分雰囲気が変わったと思います。
この3年間でも変わったし。古本屋さんは健在ですけれど。
さて、丸善に行って英詩集をまた買ってきました。
でもこないだ英文専修の女の子に詩句の意味を訊いたら
知らない、って言われました。辞書が頼り。昔皆勤賞で貰ったやつ。

子鹿の撃ち抜かれる瞬間/山々の木の滴りが聞こえる

http://park.millto.net/~hiro-y


手づくり 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月27日(日)14時39分28秒

季刊midnight pressは楽しい雑誌ですね。
あの座談会は楽しかったです。詩の雑誌を運営するのは(商業誌)
とても大変だと思いますが、岡田さんも山本さんも詩人だし、これ
からが楽しみです。
手作りも大変ですが、なんかやりたくなりますねー。Booby trapは
印刷までは簡易オフセットですが、紙を折るのは僕がやっています。

>midnight expressの詩の相談室(回答者 高取 英氏)の頁に 緑川ゆきさんが投稿してい>るけど、
>この方に私の詩集を送りたい。どうすればいいのかな?

midnight expressのサイトに行って、(http://www02.so-net.ne.jp/~mpress/
mailで問い合わせると教えてくれるかもしれません。(^^)

さて宿題

A deer is shot.
The mountains weep.

鹿が撃たれた
山々が泣いている

(暗転って感じでしょうかね、山々がいっせいに泣くって感じ)

hiro-yさん、
まだ文献堂はいい本をそろえているのかな。焼きリンゴのおいしかった茶房
はたしかなくなりましたよね。


梅雨空のもと、ドライ空調モードで、忙中閑あり(なんじゃそりゃ)モード
に入りました。なんか書き込むときもありますが。週なかごろまで。




座談会続き 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月26日(土)16時59分41秒

書き忘れました。
例のマーク・ピーターセン氏が、岩波高校生セミナー12 「英語感覚をみがく」
−表現とコミュニケーション−を出版。この本のスタートは俳句と詩ですよ。
Old pond,
A frog jumps in,
Sound of water.
を高校生のときに授業で習ってばかばかしくて笑ったそうです。
こんなのなら、幾らでも作れるし、皆、詩人になれると。
しかし、日本語を大学で勉強して、
落ちざまに水こぼしけり花椿
を読んで感動したそうです。そして、昔習ったOld pond....がなんとひどい
英訳だったかと腹が立ったそうです。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


座談会 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月26日(土)16時33分59秒

季刊midnight pressは初めて手にした詩の雑誌でしたが、夏号
の座談会で、八木さんが「とにかく全部、自分でワープロ打って、
製本して、.....」というのが良く分かります。自分でB5の色の付いた
紙を買って来て、適宜、色を混ぜ合わせ、キャノンプリンターでゆっくりゆっくり印刷し
一頁一頁白紙がないか確かめて(時々2枚印刷部のスキマに滑り込む)、机でトントンと
揃えて、それから少し固めの表紙裏表紙を印刷して、これで詩を印刷した紙を挟み、
クリップで仮止め。それを近くの糊付け屋に持って行き、本らしくする。・・・・最初は
嬉しそうに、夢中で、あれこれ考えながら、作業を進めるけど、途中でやはり面倒くさく
なってくる。手づくりは楽しくもあり、面倒でもあり、始めは、楽しさが、勝っているけど、
後になるほど、面倒が顔を現し始める。

八重洲ブックセンターの取締役仕入部長には、色々教えていただきました。B5サイズはいかにも
でかすぎて、棚の間に入らない。売るためには売れる場所に置く。でもサイズオーバーだと、
置けない。制約の無いところはずっと上の手の届きにくいところか隅の方、客の目には触れにくい
場所。それと定価は 価格:本体+税と書く。この価格の表示は3個所だと。公共取引委員会の指導
がある由。

midnight expressの詩の相談室(回答者 高取 英氏)の頁に 緑川ゆきさんが投稿しているけど、
この方に私の詩集を送りたい。どうすればいいのかな?

追記:Farrah氏のまた一個。

A deer is shot.
The mountains weep.



http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


全出席について。 投稿者:hiro-y
 投稿日:06月25日(金)19時15分01秒

ぼく自身の分析としては、
全出席は必ずしも面白いからではないと思われます。
『現代詩の鑑賞101』なんて本を使用しているのですが、
詩の鑑賞なんて個人レベルの問題だと思うし、
あんまり「現代詩」の歴史なんて興味ないし。正直言って。
流れとしては大体頭に入れておくべきとは思いますが。
まあ何となく出席しているような感じです。
新井センセイはご自身の作品はまだ取り上げません。
こないだは渡邊十絲子さんがいらっしゃいましたよ。先輩の。

http://park.millto.net/~hiro-y


須永紀子さんの新着テキスト 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月25日(金)10時01分03秒

須永紀子さんの新着テキストをプロペラページの掲示板に公開しました。
BT初登場といっても、須永さんの詩や批評はいろいろ見かけた方が多い
かと思います。

hiro-yさん、
全出席とは、それだけおもしろいということですね。ご自分の『夜の果
物』なんかも材料にされるのかなぁ。
吉田裕さん、駿河昌樹さん、もW大関係者です。



今さら自己紹介?! 投稿者:hiro-y
 投稿日:06月24日(木)18時18分23秒

早○田大学第一文学部学生のぼくです。
新井豊美さんは文芸演習っていう授業で、
前期は現代詩の講義をしていらっしゃいます。
前期テストは当日発表のテーマに沿った実作とのこと。
後期はやっと実作をやるらしい(はーと)。
しかも今のところ全出席:-)。
二文では荒川洋治さんが教鞭をとっていらっしゃます。
文芸専修では卒論のかわりに創作が認められている、
とまあそういうわけです。

http://park.millto.net/~hiro-y


今日は 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月24日(木)10時41分45秒

水分を含んだ風が、狭く開けた窓から吹き込み、吹き込んでいる
ところが湿っぽくなっています。梅雨らしい天気です。こないだ
までは空梅雨かなと思っていましたが。

kaokiさん、
カツオノエボシのfilamentsは『大辞林』によると、16メートルに
もなるそうです。1ヤードのカツオノエボシは小ぶりですね。自問
自答です。ちなみに条虫は35メートルになるそうです、ついでに
辞書を引いたのですが。
銭湯というのはこの辺では最後の銭湯の残骸がこないだ取り壊さ
れました。いま蔓の這う煙突だけがそびえています。このごろの
アパートは風呂付きが標準なんでしょうか。学生下宿的なのは、
駆逐されているような感じなのでしょう。

あっちゃん、
鷹が5羽も視野にあるということは壮大な景色ですね。もちろん、
窓がその壮大の景色を区切っているわけです。異国が感じられま
す。
英語は僕も文通をはじめてから、読んだり書いたりで、nativeの
方の文章を後で点検する、というようなことをやろうと思います。
さすがにプリントアウトして、じっくり見るというかたちです。
コミュニケーションしながらいろいろ覚えていくというのが自然
のような気がします。

hiro-yさん、
詩集が卒論になるというのは、いいですね。新井豊美さんは、北
川透の「あんかるわ」に寄稿されているころから、ちょこちょこ
読んでいました。センセーをやってらっしゃるのでしょうか。



度々お邪魔します。 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月23日(水)23時05分35秒

清水鱗造 様、田中宏輔様、そしてhiro-y 様、鷹の波紋が
思いがけなく広がる。いいですね。こんなのがほんとにいいのですね。

ところで、わたくしは解釈を間違えたかなと何度も英語に戻りました。英語の現在形
というのは、まだ、そうなったわけではない、「眼前の動作」(p.210, 江川、英文法解説、金子書房)
によれば、いま、それが行われている。鷹が5羽風に乗る、そら4羽、ほら5羽だ。
で完結するのかなと。うまく5羽風に乗って滑空するそれが窓から見える。まだ、良く分からない。
一つの詩から刺激されていろんなイメージが浮かぶのはそれはそれでいいのかも。

自分のことを書きます。今朝、朝から電車の中でDavid Farrahさんの詩を読んでいたら、
(朝から風流なんです)こんな一節が出てきました。

"....Then I will shower in the other room
and take an ofuro bath. My body
will resist the heat and I will bend
my legs to fit.
......."

私が詩集に載せた詩の一節、April 24, 1999 風呂はロウソクより、
「....昔の風呂の電球もまめ電球だったりして薄暗く
それだけに体に伝わる湯の温度に身を縮め
立ち上がる湯気が.......」

Farrahさんはもう感覚は日本人だなと、そう思います。
最近シャワーだけだ。銭湯に行きたい気がする。

私は上がったら肌が真っ赤っかになる熱い湯が好きだった。
銭湯に一番乗りで湯も湯気が立たないほどの熱い湯。
あるとき静かに静かに身を沈め一瞬寒気のするすごいのに入っていた。
そこへ一見哲学者風の紳士が来て、何気なく右足を入れて、びっくりして直ぐ右足を上げた。
そして水道の蛇口の栓をひねってじゃぼじゃぼ水でうめる(うめるって方言かな)。

CD-ROMに絵は出てませんでした。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


梅雨は続く。 投稿者:hiro-y
 投稿日:06月23日(水)19時19分34秒

「卒業創作許可証」ってのを今日もらいました。
詩集を認めて欲しいぼくは新井豊美さんにはんこを
9月までにいただかねばなりませぬ。
さて、kaokiさんのお題、参加させていただきます。
まだまだ未熟者ですが。

 五羽の鷹 風にのる窓のそと
 窓のそとはうつつの世界だ
 いま四羽 ほら今度五羽
 ぼくはまだ寝床のなかの夢

勝手ばっかりで失礼しました。

http://park.millto.net/~hiro-y


すてきな宿題をありがとうございます。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月23日(水)10時53分37秒

。。。kaokiさま。

   ぼくも、挑戦してみました。

   Five hawks outside my window catch
the wind. Now four. Now five.

   ぼくの窓の外に、5羽の鷹が風をつかまえている。
     あれ、4羽? それとも、5羽かしら?

   ノブユキがむかし住んでいたアパートメントで、窓から眺める景色が
     とても雄大であったことを聞き、うらやましかったのですが、

   三日で飽きたという話を聞いて、そんなものかな、と思いましたけれど
     やっぱり見たいなあとも思いました。シアトル、ぼくのノブユキの思い出。

   そして、


   But the bird was almost out of sight now and nothing showed on the
surface of the water ……


   とつづけられた、清水さんのヘミングウェイ。

   
   めっちゃ、すてきでした。


   学生時代に、購読でヘミングウェイを読まされたことを思い出しました。

   
   ぼくの、あんまりひどい訳に、先生だけでなく、友だちたちまでから、ひどい
     英語力だと言われたことも思い出しました。そういえば、入試で、英語の問題が

   あんまりわからなかったことを覚えています。
     長文なんて、半分も読まずに、解答してたと思います。

   記号で答えればよかったところが多くて、たすかったのでしょう。

   
   いやはや。(^^!)

                                あっちゃんブリゲ。。。  


かつおのえぼし 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月23日(水)04時12分18秒

のこと、Britannicaのこと、後で書きます。
宿題、わたしもやってみます。わたし流で。


四角い窓に切り取られた外の景色
鷹5羽風に乗り視野の中
風に乗り1羽消える
風に乗り1羽また戻る

鷹は羽根を微妙にねじりながら風に乗ってフーバーしている。
今視野の中に5羽いるが、一羽風に煽られ視界から消えるそしてまた視野に戻ってくる。


http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


five hawks Portuguese man-of-war 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月22日(火)23時20分06秒

kaokiさんの宿題をやっておきます。

Five hawks outside my window catch
the wind. Now four. Now five.

窓の外に5羽の鷹が滑空している
いま4羽
また5羽

-------------------
But the bird was almost out of sight now and nothing showed on the
surface of the water but some patches of yellow, sun-bleached
Sargasso weed and the purple, formalized, iridescent, gelatinous,
bladder of a Portuguese man-of-war floating close beside
the boat. It turned on its side and then righted itself.It floated
cheerfully as a bubble with its long deadly purple filaments
trailing a yard behind it in the water.
---"The old man and the sea" Ernest Hemingway---

ありがちですが、英語初心者で『老人と海』を読んでいるわけです(^^)。
Portuguese man-of-warとは、連続コラムに書いたカツオノエボシのことで
す。1ヤード(約0.9メートル)ぐらいのits long deadly purple filaments
を引きずっていると書いてありますが、僕が入江で見たのは4メートルぐらい
の海底にそのfilamentsは届いていたので、もっと大きい。で、もしかしたら
3メートルぐらいだったのかな、とあまりに大きすぎるので思いました。
翻訳では読んだのですが、この本の海の描写はくっきり目に浮かびます。
あの辞書を手に入れたので、さっそくPortuguese man-of-warを引いてみます
と、
a jellyfish of the genus Physalia with a large crest and a
poisonous sting.
と書いてでかいカツオノエボシの絵があるだけでした。filamentsの部分は
単にtentaclesとだけ書いてあります。触手ってことでしょうか。filaments
だけで糸状のものというわりと広い意味があるんですね。日本語に訳す場合
には電球のフィラメントしか思い出さないので「フィラメントのような」長
い触手を海水の中に引きずって、という感じでしょうか。でもあの針細胞を
もつ触手がつくとみみずばれになるカツオノエボシがcheerfullyに見えるの
は海の男だからでしょうね。
とりあえずは、この辞書は1日目は飾るだけに終わらなかったようです。(^^)
kaokiさんもいずれこの辞書を入手されるようなので、考えてみたら、写真を
撮ることもないですね。でも何か関係のあるものを書いたら写真も載せます。



Old men..... 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月22日(火)21時37分51秒

たまたま本屋で見つけた小さな詩の本、出身がAkron, Ohio, The U.S.A.
仕事で度々アクロンに行ったことがあるので、懐かしく、\2,000だけど
買いました。

そんな本の詩(句?)の一節を皆で訳し合う、知的でいいですね。
わたし最初は顔のしわでなくて、手のしわにしてみたのです。手の方が良かったかも。
それぞれ、見る人の優しさがにじみ出ていていいですネ。
なんの変哲もないけどいい。

もう一個紹介して置きましょうか?

Five hawks outside my window catch
the wind. Now four. Now five.

http://www.geocities.co.jp/Heartland-Namiki/6256/index.html


ううん、いいですね。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月22日(火)13時45分36秒

。。。清水さま。

   Old men〜、あらためて、いい詩だな、と思いました。
     清水さんの訳の、言葉のやわらかさが、とても気持ちをやわらげてくれました。

   Old men、複数形なのですね。逆光の海景に、老いた漁師たちの、気ぜわな手の動きが
     するすると、網をたぐりよせ、魚を下に落としていく、そんな姿まで

   目に浮かびました。孫かしら、そんな気がするのですが、小さな子供が
     下に落ちた魚たちを、びくびくと跳ねまわる魚たちの体を、木の枝か、なんかで

   つついてる、といった(かなり、ステロタイプなものですけれど)情景が
     目に浮かびます。この作は、とし老いた男たちが、魚の入った網、これは、kaokiさんが

   びく、と訳されてましたけれど、そのびくを、みんなで持ち上げながら運んでいる
     といった情景を、若い男が(女性ではないような気がします)、この若い男は、その港に

   ちょっとめぐりあっただけの人間、もしかしたら、旅人のような人なのでしょうか、
     そんな男が、とし老いた男たちの姿を目にして、ふと、人生の美しさを感じた、といった

   ものなのでしょうね。そう思いました。
     ぼくも、直訳ですけど、日本語にしてみようかなって、思いました。

   Old men carry fish in their nets.
If I could live so long.

とし老いた男たちが、魚を網に入れて運んでいる。
    わたしも長生きがしたいものだ。

                             あっちゃんブリゲ。。。


布村浩一さんの近況 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月22日(火)11時16分44秒

布村さんからルポ(ワープロファイル)のフロッピーが郵政省
メールで届きました。プロペラページの掲示板にも入れました
がここにもコピーしておきます。

--------------

近況   布村浩一

五月に恋におちた。畳の上で悶々と彼女のことを考えていると、
あまりの気持ちの高ぶりに、自分をニュートラルな方向に持って
いくものが必要と考え、サラ・ヴォーンの50年代のボーカルを買
った。そしてクリフォード・ブラウンの「STUDY IN B
ROWN」、もう一枚「MORE STUDY IN BROW
N」を買った。最高なのは「STUDY IN BROWN」で、
軽快で身体に押しつけてくるものが何もない。部屋の中を何十分
もクリフォード・ブラウンのトランペットが流れても、苦痛も退
屈さも、飽きもこない。ジャズはジョン・コルトレーンやマイル
ス・デイビスしか聴かなかったけれども、クリフォード・ブラウ
ンという音楽もあったのだ。今夜も長いためいきと、思い出した
ように「もうだめだ」と叫ぶ僕の上を、クリフォード・ブラウン
の軽い触れるか触れないかのようなトランペットが流れていく。
(99.6)



おはようございます。 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月22日(火)10時05分13秒

kaokiさん、僕も試訳してみました。

Old men carry fish in their nets.
If I could live so long.

老いて 黙々と自分の籠に
魚を運ぶ人たち

私も彼らのように老いることができれば


あっちゃん、
隠喩についての話、おもしろいです。
言葉は最初、任意の数に領域を与える(任意の数ということは
こうして、言葉をコンピュータで記せることが証明しています)。
ただし、領域(各人のイメージの領域、別の比喩でいえば、コミュ
ニケーションにおける定義=「大根」なら大根でいいですけど)
以前の任意の数には無限に定義される領域があるといって、いいわ
けです(定義という言い方は誤解を招きますが)。これが自然言語
の成り立ちだと思います。

換喩は、どんどん、ほかの領域を写像する方法だとして、これが無
限回繰り返されるという可能性はいえます。それは言葉全域におよ
ぶ、というような夢をあっちゃんは書いておられるのでしょうか。
隠喩も同じで、寓喩も同じで、という、なんか目が回ってきますね
(^^)。さらに言葉の破れ目から外に出るという。

僕はカフカについてのアドルノの論考はばっちりキマってる、とい
う思いを抱きました。

ふんどしかぁ(^^)。女性のTバックもいいですけどね。



きのうは 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月22日(火)09時44分01秒

。。。田代俊基さま。


   ひさしぶりにきた、むかしの恋人とふざけあっているうちに
     変な気分になって、やっちゃいました。というか、やられちゃいました。

   あっ、田代さま、うれしいご感想を、ありがとうございました。
     どうぞ、詩劇を書いてくださいませ。ぜひぜひ、拝見させていただきます。

   夏は、小説に、と思っております。
     きょうは、仕事がつまっておりますので、これで、しっつれいしまちゅ。

   ではでは。(korewa,dehadehato,yondekudasaine.)

                                    あっちゃんブリゲ。。。




編集室/雑記帳 過去書き込み 目次前頁(編集室/雑記帳(1999.6.30〜7.8))次頁(編集室/雑記帳(1999.6.15〜6.22))

Shimirin's HomePageUrokocity灰皿町SiteMap