編集室/雑記帳(1999.6.15〜6.22)
編集室/雑記帳 過去書き込み 目次前頁(編集室/雑記帳(1999.6.22〜6.30))次頁(編集室/雑記帳(1999.6.5〜6.14))
Shimirin's HomePageUrokocity灰皿町SiteMap

編集室/雑記帳(1999.6.15〜6.22)


ジャンヌ 投稿者:田代俊基
 投稿日:06月22日(火)05時56分32秒

田中宏輔さま。ジャンヌとロリータすてきですね。台詞の微妙なずれ、文と引用符の間の
余白から詩がポコポコ湧いてくる感じがします。詩劇が書きたくなってきた。刺激を受けて。

http://home2.highway.ne.jp/sinb/



ひどいですね。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月21日(月)13時46分39秒

。。。清水さま。

   エスニック・クリーニングというのですか。
     ううん。おそろしい。人間が人間に対して、もっとも獣的であるというところが

   おそろしいですが、それをこのような言葉、民族浄化というのですか、
     そんな言葉で表現する人間がいるのが、おそろしいです。

   プルースト・印象と隠喩、読了しました。序のところでの、導入部分での
     もたもた度が、本文に入るやいなや、巧緻に長けた、すごい文章に変貌しました。

   もしかしたら、なんらかの罠だったのかしら、などと考えてしまいました。
 
   それと、印象と隠喩の方の(いま、職場に本がないので、名前を思い出せないのです)
     隠喩の論から、ひとつヒントにして、論考を書いてみたいなと思いました。

   隠喩というものを最大限、拡大解釈すると、すべての言葉が(日本語の場合、助詞
     や助動詞があるので、これらをのけてですが)他の言葉に置き換え可能であると

   いうことになります。すると、言葉は、辞書に書かれた、その言葉の意味以外の
     他のすべての言葉の意味をも持つということになります。とすれば、

   すべての言葉が、他のすべての言葉の意味をも同時に持つということですね。
     とすれば、一文、一文、一句、一句、一言葉、一言葉ごとに形成され、見聞された
   
   文脈において、また、新たな意味を生じるはずなので、一単語、一言い回しの
     意味は無限数個ということになりますね。(無限数個とは、いわゆるΧのこと

   です)よく文学的な言い方で、あらゆるものを愛しているということは、なに
     をも愛していない、という言い方がありますけれど、これは、論理的に考えれば

   間違いですね。(感情の論理としては、合っているとも思うのですが)
     とすると、どの言葉も、あらゆる意味概念を表象するものであるというとき、

   それは、なにものをも意味しないということではないのですね。とすると、
     ここで、ぼくの思考は、中断しました。もっと、考えて、いつか、論考に

   して、まとめてみたいなと思いました。きょうは、職場にプリズメンを、もって
     きました。カフカおぼえ書き、中途でやめていたので、あらためて初めから読んでます。

   不愉快なものを愛する、のっけから、すごいですね。偽りが彼の財産目録、ううん、
     ぼくも、こんなかっこいい言い回しが書いてみたいなと思いおりますが、

   なに言うとんねん! というお叱りの声もちらほら、いろんなところから
     聞こえてきそうなので、いつものぼくらしい(いつものぼく?)

   ふにゅふにゅ語で書くと思いまっちゅ。(だれも、何も言わへんで〜、てか、トホホ)
     イヤ、書かないかな〜。

   きのうは、宇治上神社に行きました。きつねうどんと、抹茶アイスを食べました。
     夜は、古い友だちが、恋人といっしょにきました。でぶが3人もいると、

   ぼくのせまいへやが、よけいにせまく感じられました。
     あっ、下のkaokiさんの訳、面白いですね。

   上の句なんて、意訳でしょうけれど、情感が伝わってくる
     いい翻訳だと思いました。(翻訳のこと、おまえにわかるのかって、

   みんなに言われそうだけれど、ううん、ちょっと被害妄想気味かもしれません)
     さあ、これから、ぼくはプルーストでもコピーしに行きまっちゅ。

   ことしの夏も、セクシーな水着を披露しようかなって、思ってます。
     鴨川の河川敷で。友だちのアキちゃんはもちろん、ふんどしです。

   ぼくもふんどしを部屋でつけて、鏡に写したことがあるのですが、
     太い太腿と、大っきなお尻が、自分で言うのもなんですが、とても

   かわいらしいです。
     ぼくのあだ名は、としを経るにしたがって、ムーミンからトド、
     
   トドから、ゾウアザラシに変わっていきましたけど。
     あっ、アービングは、ガープの世界しか読んでないのですが

   彼のは、あんまり計算が行き届きすぎた印象があって、ほかのを読んでみたい
     気にさせてくれなかったのですが、清水さんは、そういうところ

   お感じになられませんでしたか。
     面白いんですけれど、たしかに。まあ、ぼく、これしか、読んでませんから、

   あんまり、自信があって、言ってるんじゃないんですけれど……。
     あっ、コピー、行ってきます。ではでは。

                            あっちゃんブリゲ。。。   


(無題) 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月20日(日)23時09分05秒

神戸市立外国語大の助教授David FarrahさんのSmall Sounds in the Brush
(筆のささやき:98年10月、審美社、ISBN4-7883-7055-5, \2000)より、21頁)

Old men carry fish in their nets.
If I could live so long.

私の和訳: 魚籠運ぶ顔また顔にしわ深し (びく)
彼ら見習いわれも生きたし

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


海辺、辞書 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月20日(日)23時08分27秒

hiro-yさん、感想ありがとうございました。あの詩ははじめの2行を
直すかもしれません。「秤」、僕も天秤型の「はかり」をイメージし
て書きました。寺の裏に日本庭園の小さいのがあったんです。それで
写真も撮りましたが、その庭園はこぢんまりしながらも素晴らしいも
のでした。この掲示板ではimg srcタグが使えないので、ここには出せ
ませんけど(^^)。

1年に1度ぐらい外で読書するかな。旅行に1冊もっていくと、します。

お友達と海に行く計画があるとのこと、ほんとにたまに海を見ると
ほっとします。

工学博士(すごいですね)・kaokiさん、
本はやっぱり、欲しくなりますよね。たしかに百科事典だけは、
場所とりすぎです。一度H社のものを捨てました(国民百科事典)。
手作り詩集、いいですね。『白蟻電車』という詩集をだいぶ前に作った
んですが、コグチに白を塗ってくれと注文しておいたら、無視されてでき
てしまったので、今度手元にあるやつのコグチに白い塗料を塗ってみよ
うかと思っています。銀座の伊東屋には、たいていの変なもの(穴開き
封筒とか)揃っているのでそういう塗料があるんじゃないかと思ってさ
がすつもりです。あの辞書買ったら、デジカメで撮ってお見せしましょ
う(^^)。



インターネットの時代だけど 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月19日(土)14時21分54秒

清水鱗造さん、

私もCD-ROMにはない良さがあるので、
あの辞書も、もう一遍手にしたいとは思っているのです、欲張りですので。

ウェブホーム頁に掲載した詩など、プリントすると、やはり、画面で見るのとは
趣がことなるのかな。今度、手作りで八重洲ブックセンターに置いて貰った2冊の直販詩集
----サイトのをBJC-250Jでプリントして製版したもの-- はすぐ売り切れたとの風の噂。画面
と本は別みたい。その後、買いたいという人もまだいるのでブックセンター調達部に電話したら、
10冊置いてくれることになりました。来週末棚に並ぶことになりましょう。でも誰でも自製本
を持って行ったら置いてくれるわけではなさそう。全体の売り上げに対してごみのまたごみ
だから。売れたら向こうに3割はいるけど、ごみ。ミリオンセラーにならないとね。詩など売れ
ない由。それで、詩集類は段々フロアの隅に追いやられ今では地下中一階の隅の隅とのこと。売れる
工学の本を書いて下さいよと言われちゃった、わたしの名刺見て。工学博士だから。でも、
「詩で学ぶ粉体の挙動」とかそんな本を書くつもりはない。エンジニアがびっくりして皆逃げ
出すだろうから。

私のは日曜の蚤の市みたいなもので、いいな、というのを誰かが買う、そんな雰囲気です。
でも、地下2階の調達部に下りるとせわしなく係りの人が本を出し入れして
いる。1日の新刊本の冊数は約300、年間109500冊とのこと。



追記。 投稿者:hiro-yまだ学校にて
 投稿日:06月19日(土)14時14分56秒

そういえばビーチコーミング、いいですね。
特にハコフグの眼が好きです。
ぼくらも友人たちと海に行こうなんて話しています。
そうそう、実は自分のURLを忘れていました。
↓ここ(笑)です。詩なんかもよろしければどうぞ。

http://park.millto.net/~hiro-y


梅雨を忘れさせるような 投稿者:hiro-y学校にて
 投稿日:06月19日(土)13時55分08秒

>清水さん
「夏の秤」、読まさせていただきました。
なんだか色々な光景がパアーッと拡がってきて、
うまく普通の言葉に直せません。
「秤」、天秤ばかりのようなものが浮かびました。
かしいだら軋む音がするような、シーソーのような。
ほら、神社とかで(寺でもあるでしょうか)公園が併設されて
いるような所があるでしょう、あんな感じです。
それでいて葉擦れの音も重なって、音がシンクロして。
天秤には何をのせようか…、そう考えてしまいました。
今年これから来る夏と去年過ぎ去った夏とか。

なんだかぼくの読み方は邪道のような気がしてきました。

ところで、木陰の読書っていいものですよ。
ぼくは時々学校近くの公園でやります。神社とか。
この時季はあんまりできませんが…(残念)。


小池昌代さんからの郵政省メール 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月19日(土)09時52分53秒

先日、布村浩一さんと田中庸介さん、高岡淳四さんのプレ出版記
念会みたいのに行きました(枡野浩一さん司会)。新宿ロフトプ
ラス1という会場は、居酒屋メニューでああいうイベントには適し
ている感じでした、初めて行ったのだけど。
昨日、小池昌代さんから郵政省メールで、
『アメリカ現代詩101人集』の出版記念、詩とジャズのコンサート
(6.29-火曜)の案内をいただきましたので、ここに記しておきま
す。
場所:新宿「ピットイン」(電話:3354-2024) 会費:3000円
(1ドリンク) 出演:渋谷毅オーケストラ 朗読:高橋睦郎 沢
崎順之助 平田俊子 D.W.ライト 小池昌代 ほか

僕はちょっと行けるかどうかわかりませんが、いちおう
19:00会場 19:30開演ということです。ピットインは御苑大通り
のほうです。



いろいろ 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月19日(土)09時51分44秒

kaokiさん、
テッド・ヒューズとシルビア・プラス、MSのエンカルタにも出て
いたように思います。いちおう、いままでの翻訳、メールでア
メリカの詩人に送っておきました。僕はあの辞書をやっぱり買
うかな、と思っています。絵がきれいだから(^^)。

edgerさん、
雨蛙、最近このへんでは見ません。ヤモリは見ますけど。
ゴキブリの場合、体に刺があるので、さすがに手で押さえ
ません。むやみに手でつかむと刺が刺さりますから。

あっちゃん、
ボスニアヘルツェゴビナのときから、エスニック・クリーニング
(とんでもない言葉)というのが続いている感じですね。この地
域の「恨み」の感情はもう長年根強いんでしょう。ジョン・アー
ヴィングの小説にも出てきます。
「哀れなベルギイ」今度図書館でみてみます。



本歌ドリーしました。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月18日(金)18時21分26秒

。。。edgaerさま。

   HP拝見しました。俳句ににんまり、短歌ににんまり。
     で、本歌ドリーしました。

   
   どの顔も値引きで売りたし飽き近し

   
   顔選び決まらず両頬 どう削る?


   うふふ。


   あっ、正装のおばさまが、あっ、間違えました。清掃のおばさまがこられました。
     ぼくもそろそろ帰ります。ではでは。

                                 あっちゃんブリゲ。。。

     
” 雨蛙ならかわゆいです ” 投稿者:edger_
 投稿日:06月18日(金)14時59分08秒

 小学校の時に、飼育箱の食用?殿様蛙のでかいのを担任の理科の先生が教室に置きました、
あれは触るにはやや勇気が要ります。
 そのうちいなくなりました・・・。
 雨蛙くらいなら今でも触れます、爬虫類も子供の頃はもっと平気でした。
 ヤモリも今もかわゆいし、ミミズとクモは大人になってから何故かどうも天敵ですが。

 H氏賞の選考委員さんですか、大変だ・・・。
 あ、詩の話もしなきゃ私・・・。
 インタネ部門も出来ませんかね・・・。
 そして、すかさず、hp.アドを置いたりして。

 男の子のロマンは、無論良い意味で、むしろ私は殺伐としてたりして・・・。

http://www.enjoy.ne.jp/~edger.miho/


哀れなベルギイでした。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月18日(金)11時30分03秒

。。。清水さま。

   哀れなベルギイ人ではなくて、哀れなベルギイでした。
     ボードレールがベルギイに行った時のことを、のちに散文詩と行分け詩の

   混合物のような感じの紀行文にして、新聞か、何かに発表したものだったと
     思いますが、府立資料館で、ボードレール全集を読んだものでした。

   ベルギイ人や、ベルギイの悪口をたいへん面白く書いていて、
     とても面白かったです。

   ゲロを吐く恋人たち。という言葉が、頭から離れません。
     哀れなベルギイ、手元に置きたかったですう。

                              あっちゃんブリゲ。。。 


すいません。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月18日(金)11時16分39秒

。。。清水さま。

   の方が面白くって、というところ、打ち間違えました。
    の方を先に読んでて、面白くって途中で切り替えられなくって

   という意味です。ここに投稿したあと、画面を見て気づいたのですが
     仕事をしなければならなかったので、すぐに訂正の投稿をできませんでした。

   いま、プルースト全集15(批評集です)を借りてきましたので
     日曜まで、プルーストざんまいできるので、とっても楽しみです。

   (テストの採点や、土日には人と会わなければならないのですが、
      それでも、夜は、ムヒヒ、という感じです。あっ、もちろん、スケベではなくて

    本読みです。
      先日、ミッシング・パーソンのCDを300円で手に入れました。

    けさ、テレビを見ていると、コソボで、セルビア人がアルバニア人を拷問していた
      拷問センターが見つかったと報道していました。

    ノコギリや、斧が、ベッドに縛り付けられたベルトなどが映されていました。
      血らしきものもあって、なんだか、絶望的な気分にさせられました。
    
    いったいどれぐらい愚行を重ねれば、それをやめる気になるのでしょうか。
      文学や芸術では、ぼくは、(スプラッターは嫌いですが)別にそれほど、

    嫌悪感はないのですが、現実はとても怖いです。
      でもでも、現実がこれなら、これにこそ、人間の作りだす芸術に

    直通するモチーフがあるのでしょう。
      もちろん、自分の中にある悪意との葛藤もあるのですが。  

    ニュースを見て、いいかげん、人間なんて滅びてもいいのじゃないか
      などと思ってしまいますが、美しいもの、幼い子供の無邪気さ、他者との

    こころの(もちろん、主観にしか過ぎないものですが)つながりというもの
      があることを思い起こすと、いやいや、そうではない、滅びてはいけない。

    と思ってしまいます。
      拷問センターなんて、絶対許してはいけませんね。

    こういった事物・事象に照応するこころの在り方にも、
      注意を払わなければなりませんね。

    社会や、マルクスなんて興味ないなんて言いながら
      もしかすると、結構興味があるのかもしれません。

    ううん。
      みんな、生まれたときには、とても可愛らしいのに。

    (可愛らしいのに、残酷、冷酷
      ってこともありますけど、)

                             あっちゃんブリゲ。                    
 

ほんとですね。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月18日(金)08時28分27秒

。。。清水さま。

   空を背景に、鳥や雲や蝶々や、まあ、一枚くらい人間の写真を吊るしたり
     って、現代美術に、すでにありそうですね。ううん、漂流物の

   浜辺の写真もありそう。あっ、手術中の写真なんかを、病院のベッドの
     上、手術台の上に置いておくってのも、もうあるかもしれませんね。

   ああ、そんなことを書いていたら、もっと、いろんなケースを考えたくなっちゃって
     再現がありません。あっ、再現は際限の間違いです。

   プリズメン、カフカ論、かっこいいです。いま、プルーストの印象と隠喩の方が
     面白くって、先にこっちの方を読んじゃおうと思ってます。

   メルちゃんは、言いたいことは伝わるのですが、緻密すぎて、文意が明りょうに伝わりにくいものと
     なっておりました。印象と隠喩の方は、短文の重ね方に稚拙なものを感じますが、

   その稚拙さが、かえって文章の新鮮さをまして、心地よいものになっている
     ような気がします。読んでいて、ほんとうに気持ちのよい文章です。

   きょう、あすじゅうに読めると思うのですが、きょう帰ってから、床について
     読むのが楽しみです。テレーズ・デスケイルゥ(杉爽夫訳)を新潮文庫で手にいれた

、  ので、それを再読するのも楽しみです。むかし、前の職場で借りて読んだのですが
     本屋に行っても、ぼくの嫌いな遠藤周作訳ばかりだったので、うっとうしかったです。

   ああ、本のことを書いていたら、きりがありませんね。
     本と心中しちゃおうかしら。あっ、すでに棺桶に片足を入れていたりして。

   そんなこともないかしら。まだまだ。
     赤い唇の最後の2ページ、こういうアイデアが、ぼくにも湧かないかしら、

   などと、考えてしまいます。
     ぐっちゅん。

                              あっちゃんブリゲ。                                  


RE:H氏賞選考委員も見ています。 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月18日(金)01時08分40秒

わ、わ、そりゃたいへんだ
H氏賞翻訳賞ってないだろか?
ところでわたしもだしたししゅうししゅう
ししゅうのなまえは”はるからなつへしのけがはえるとき”(わかるかな)
とうきょうやえすのぶっくせんたーに2さつおいたらすぐうりきれた
ぞうさつおくのは25にちごろとかってにじぶんぎめ
ちょうたつぶちょうしみずぐんぞうさんもめをしろくろ
しろくろもしずかにおやすみなつのよる(しろくろとはわたしんちのぶんちょう2わ)

清水さま、ああ、あの辞書わたしも先日買いましたが買って直ぐ気が変わり、CD-ROM辞典
BRITANNICA-CDに取り替えてもらいました。そしてその時買ったTed Hughesの項をB-CD
で引いてみると、米国人の奥さんも詩人で結婚7年後に自殺したこと、その後3年間Hughesが詩を
書かなかったことなどなど解説が豊富です。でも逐一CDをセットせねばならないので、
CD革命が使えないかどうか試す予定です。


http://www.geocities.co.jp/HeaqrtLand-Namiki/6256/index.html


拾った写真 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月17日(木)23時39分40秒

あっちゃん、
漂流物の写真を浜にばらまけば、現代美術にありがちな
コンセプトみたいですね。



ハコフグ、ガマガエル、mirror in July 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月17日(木)22時54分41秒

kaokiさん、
「Mirror in July」、本屋さんで見てきました。ひょっとして
詩集がウチにあるかも(^^;;;;;;;;;)。
たぶんないと思いますけど。
H氏賞を取った詩集じゃないですか。ここはH氏賞選考委員も見
てますよ。H氏賞は、取るために条件があります。それは、
「詩集を出すこと」(^^)です。でも、「Mirror in July」、そ
んなにわかりませんかー? kaokiさんの翻訳、よくできている
と思いました。なんでも、賞を取ればめでたいことです。鍋島さ
ん、おめでとうございます。

edgerさん、
ではガマガエルをわしづかみにして、茶の間に見せに行けます?
僕は一度やったことがあります。田舎のガマガエル(ヒキガエル)
は栄養がゆきとどいていて、かなり大きいです。

あっちゃん、
『プリズメン』の最初の「文化批判と社会」は、近代ヨーロッパの
文化にとって、ある意味で「身も蓋もない」ことを言っています。
それはまだらにコピーされた、近代日本の文化批判に通じると思い
ます。でもまだ「まだら」ですからね。救いにはなりませんが。
後ろのヴァレリーとプルーストの美術館についての考え方を述べた
エッセイとか、カフカ論あたりから読んでいくと読みやすいです。

前に、カラスの屍骸が気味悪いとあっちゃんが言われていたので、
イカやハコフグも気持ち悪いかな、と心配してました。かわいいで
すよね。カワハギとかフグとか尻尾がかわいいです。

今日、洋書コーナーを見ていたら、詩集ってありませんでした。
ただジョイスの『ユリシーズ』(ペンギンブックスで2500円ぐらい)
がありました。あと、かなりきれいな図版いっぱいのOxfordの、
イラストいりの英語辞典がありました。これは8300円ぐらい。こん
ど、気休めに買おうかな。それからドイツ語で1000ページ近いゲーテ
の詩集が1500円ぐらいで売っていました、これも上製本で、なんか
非常に日本のより安い感じです。
「哀れなベルギー人」って、どんなのですか、どっかに『悪の華』が
書棚に埋もれてますが、その中の詩?



拾った写真。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月17日(木)11時12分22秒

。。。清水さま。

   拾ったものの写真も素敵ですが、拾った写真だったら、なんか、もっと
     素敵! て感じです。

   わざわざ、漂流物の写真を撮って、その写真を海岸に、波打ち際に、砂浜に
     老いておくという人がいたら、その人の感受性が素敵! と思うわけです。

   あっ、老いておくは、置いておくの間違いです。
     なんか、死のような、あっ、詩の間違いです。芸術のような
     
   そんな気がしました。
     あっ、そんな写真を海岸に並べた芸術・、あっ、展の間違いです。
  
   そんなものがあれば素敵かも、などと思ってしまいました。
     イカイカ。フグフグ。ブッ。

                             あっちゃんブリゲ。
   


はこふぐのきみ。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月17日(木)10時58分46秒

。。。清水さま。

   いかもかわいらしかったですが、箱河豚がとてつもなく可愛らしかったです。
     ぼくが日光浴する姿は、よくトドと言われるのですが

   もしも、この箱河豚の写真を友だちが見たら、はこふぐって言われるかもしれません。
     ううん、ただのふぐ、いえいえ、ばかふぐ、とか、ぼけふぐ、とか、言われたりして。

                               あっちゃんブリゲ。。。          


なにゆえ哀れなベルギイがないの? 投稿者:田中宏輔
 投稿日:06月17日(木)08時26分09秒

。。。阿部良雄さま。

   ううん、ここで、阿部さんに文句をいうのは(また、大御所さまでもあるし)
     御門違いかもしれないけど、ボードレール批評ぜんぶ買ったけど

   ぼくの好きな哀れなベルギイが入っとらんらん。
     とても哀しいあっちゃんブリゲ。ゲゲッ。

   眼と精神は、ぼくも前の職場で借りて読みましたが、なかなか良かったです。
     ところが、ちくまのポンちゃんコレクションはぜんぜん面白くなかったです。

   うううっ。くそっ、という感じでした。マルクスとか、社会とか、
     ぼくは、まったく興味がないんでいっ、てな感じですので。

   プリズメン、きのう入荷したとの連絡がありましたので、きょう帰りに
      買って帰ります。けさ、六時ごろに起きて、ちょっと遠いのですが、

   24時間営業の本屋で、プルースト・印象と隠喩を買いました。
     まずは、電車の中でぱらぱらと、うん、これはイケルという感じでした。

   とっても楽しみです。ううん、ヴァレリーとワイルドの全集、文庫になってほしい。
     と思います。府立資料館に通うのも、嫌いではないですが、やっぱり面倒くさいですもの。

                                     あっちゃんブリゲ。。。        



” 男の子風かも・・・ ” 投稿者:edger_  投稿日:06月16日(水)13時07分37秒

 清水 様

 子供の頃の私は、男の子の遊びも好きで笑われたこともありました、未だに物を分解するのが
好きとかだったりはします・・・。
 連続コラム、拝見しました。
 漂流物など見ると、まだまだ海は豊かなんだな、と思ったりして、凄いフグですね。

 田中 様

 男の子の方がロマンティスト、というのを、田中さんの下記発言で初めて確認した感じです。
 有り難うございました。
 さて、文芸について、読者に帰結する、という考え方だけを浸透させたくは無い、と思って
いる昨今だったりします。

 kaoki 様

 定型の方が文字数が限られているし、扱い易いからかも。
 詩の番組も無いことは無いのですが。
 
 ユダヤ収容所の生き残りの番組、視た記憶あります。


中原中也 投稿者:K.O. or kaoki
 投稿日:06月16日(水)02時58分56秒

清水さんが鎌倉に行かれた日の朝だったか4分差かそこらで
清水さんが先に書き込まれていた中也の詩の、解釈の話
今気がつきました。

読んで感じたこと。
全く世に存在しないものを作り出す純粋数学。純粋数学者も最初は
具体的な対象物を頭に描いていると、ものの本で読んだことがあります。
これと同じように、天才とて何らかの体験はやはりあってそれをもとに
創出するのかなと感じました。

コップ酒の話、ここで書きましたっけ? 日頃飲まぬ酒を飲まないと
ジュンク堂には行けなかったという話です。
(だから日頃は浴びるほど詩を吐き出して酔うのです = 嘘ではないではない)

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6256/index.html


鎌倉も 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月15日(火)15時45分41秒

中也にゆかりのある地ですね。
下の記事また、パーレンの位置とか「拾ったものの写真」を「拾った写真」
だとか書いてやはりオフラインで書いてコピーアンドペーストしなきゃだめ
ですね、このごろ。
edgerさん、男のコはボタンなんかをポケットにいれるのはなんでもないで
す。さすがにハコフグの屍骸はかばんにも入れられませんでしたけど。
kaokiさん、こないだコップ酒という言葉も出てきましたけど、お酒をたし
なむんですね(浴びるほど飲む?=ウソ)。



えーと 投稿者:清水鱗造
 投稿日:06月15日(火)15時36分26秒

こないだの土曜に海辺で拾った写真を連続コラムに載せておきました。
あっちゃんには少し気持ち悪いかもしれません。こういうのが。でもいちばん
上のホンダワラはいいでしょう。
本文は日曜になっていますが、そのうち土曜に直します(^^)。
編集室/雑記帳のバックアップも更新しました。

ヴェイユはこないだ、ここでも話題になりましたね。僕も哲学の講義録も買いました。
メルロ・ポンティは『眼と精神』を持っています。
アドルノの『プリズメン』はたまたま買ったのですが、「ショアー」(ユダヤ人強制
収容所の生き残りの方たちの記録をBSで一部見て、それの論評がアドルノにあるらし
い(この本にはないです)、ということとパウル・ツェランについて書いているとい
うので、興味を持っていたわけです。



編集室/雑記帳 過去書き込み 目次前頁(編集室/雑記帳(1999.6.22〜6.30))次頁(編集室/雑記帳(1999.6.5〜6.14))

Shimirin's HomePageUrokocity灰皿町SiteMap