うろこ新聞 2004年7月9日号(ベルが長年ほじっている椅子)
ベルは拾ってきた当時、ぼくの部屋で育てていた。ミルクを入れた皿などを足もとに置いて、揺籃期(?)を過ごした。
ベルは夜中、このぼくの椅子をほじりにやってくるらしい。同じ部屋に寝ているので、寝静まったころ出張するのだろう。最初は小さな破れ目だったが、さすがにだんだん大きくなってくる。洗濯板のような爪研ぎ用の板もあるけれど、これもだいぶぼろぼろになってきた。0歳のころはすぐ障子紙を破いてしまったが、このごろはそのようなことはない。
たまに猫の爪の先がとれたのが絨毯の上に落ちている。
先週、お決まりの多摩川川原の散歩道に、また毎年お決まりの芙蓉の花が咲いていた。芙蓉は丈の高いところに次々と咲くのがいいのだが、今年はあまり丈の高いのがないようだ。
webcam映像
昨日は一日、蒸風呂のような暑さだった。桐田さんの亀のいる場所のwebcam映像はいつのまにか洒落た椅子(?)が置かれている。ウェブカメラを通しても、なんとなく気温の高さが伝わってくるようである。
熱気のこもる東京の空。
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