うろこ新聞 2004年2月23日号第2面(ライブ映像の楽しみ、LDT13)
こないだここでも書いたのだがパソコンに小型webカメラをつないでライブ映像を流したいと思っていたら、桐田さんがMacにつないで灰皿ネットに1分おきに、ライブ映像を送る実験を昨日朝始めた。
お昼に妻と用賀のラーメン店「柳屋」(トンコツ味)に行ってラーメンを食べた後、コジマに寄ると2種のwebカメラが売っていた。迷ったが、4000円出して買ってきてさっそく設定。ぼくのほうもうまくいった。上、下1枚ずつは桐田真輔さんのところの映像。いちばん下はぼくのところの映像。
灰皿町吸殻山の桐田さんの家からごらんください。
ぼくのは灰皿町富士見のしみりんの家からごらんください。
LinuxデスクトップTips その13
●Vine Linux でライブ映像を配信する
上のようにさっそくライブ映像を配信しはじめたが、桐田さんはMacでやった。
ぼくはVine Linuxなのでその設定を書く。
まず、標準ではキャプチャソフトが入っていないので、rootになって、インストールする。
$su
$password ********
#apt-get install xawtv
こうするとwebcamも一緒にインストールされる、テレビチューナーカードを入れていれば、設定すればテレビの各チャンネルが見られる。なおぼくが買ったのは「ELECOM UCAM-C1C30WH」でLinux kernel2.4にはデバイスドライバが入っていたので、xawtvをインストールして、カメラのUSB端子をパソコンに挿してソフトを立ち上げたら、たちまちぼくの部屋に煙草の煙が漂うのが映し出された。
さてWeb配信の設定であるが、下のサイトにその方法が書いてある。
構築方法の説明
このサイトと違うのは、こちらはwebcameraをつなぐので、テレビカードを装着してそこのコンポジット端子から入れるのでないことだ。
2つのファイルを作り、1つのファイルを編集する。
作るファイル――
.webcamrc
.netrc
.webcamrcのinputはCameraの#を外し、Composite1の行頭に#を入れる。
input = Camera
#input = Composite1
ほかの設定は説明を読み、よく理解することが肝心だ。この2つのファイルはパーミッションを600とする。
編集するファイル――
/etc/X11/xawtvrc
これも、
[video]
input = Composite1
を、
[video]
input = Camera
として、テレビチャンネルの行は全部行頭に#を入れる(ぼくの場合入れてしまった。)。
あとは、
$webcam &
とすると、配信がはじまった。

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