うろこ新聞 2001年月日
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うろこ新聞 2001年12月23日号(Booby Trap 29号ができる)



 昨日、Booby Trap 29号ができて、宅配便で送られてきた。初めてのMOによるデータ入稿である。安いうえにいろいろなことが、これから簡単になってくると思う。とりあえずの手順さえ覚えれば、ほんとうにこの机上で、雑誌の発送まで全部自宅でできる。
 28号までは紙を折って重ねるところまで自分でやっていたが、今度は中とじ製本して送られてきた。ちょうど、年賀状の住所整理やラベル作成の時期で、Booby Trap 発送にも自作のラベル作成Perlスクリプトなどが役にたつ。
 Booby Trapのような寄稿誌は、もちろん書き手が固定気味になってくる。商業誌とちがって、こちらから原稿料という仕事的なアプローチで書き手を探すわけではないからである。
 たぶん手弁当で、自分の夢を頼りに詩誌をつくる、ということからいえば、商業誌と同じかもしれないが、遊び気分を入れられる(1回購読料を払えば刊行が遅くなれば3年ぐらい楽しめる!--自嘲も込めるわけであるが〈笑〉)のが大きい。
 それにしても、ここまで簡単にできると、単なる夢だけではなく、いろいろな可能性が楽観的に考えられてくる。こういう雑誌でも、ほんとうは刊行期日を季刊なら季刊と決め、きっちりやることが大切だろう。そのためには、いろいろと事務作業をさらに効率化しなければならない。
 いちばんは編集の核心にある、時代の流れの底にある詩に寄り添うような思想であるが、これは感覚や目配りで敏感になるしかない。
 今度よかったのは、いままでのB5判(29号もB5判)からB4判にしても制作費に変わりがないことがわかったことである。それにデータ入稿だから、画像を入れようと思えばふんだんに入れられる。
 またしても、小さな夢が漂いだすのであるし、大きな夢もかすかに視野にちらちら現われてくるのである。


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