由美子との生活

ユー




朝はコーヒーから始まるんだ
由美子はコーヒーにミルクがたっぷり入ってないとダメだ
朝食を由美子のために作る

     由美子 できたよ 一緒に食べよう

由美子は無口だ それに僕が食べさせてやらないと一人では食べようとしない

     しょうがないなぁ さぁ お口をあけて

由美子はそれでも食べ物をぼろぼろとこぼす
それを片付けるのはいつも僕の役目

     由美子 行ってくるよ なるべく早く帰るからね

僕は由美子を心から愛してる



夕飯も僕が作る 由美子は好き嫌いが多い

     ダメじゃないか 由美子 またこんなに残して

夜 僕達は愛し合う 最近 由美子の肌はカサカサしてる
色も黒くなってきた 大量の蛆虫が由美子の身体を這いずり回る
由美子の穴という穴を出たり入ったりする

僕が激しさを増すと 由美子はがくんがくんまるで人形のように揺れて

     由美子の足がもげる手がもげる指がもげる肉が崩れる目玉が飛び出る

由美子はいつになく感じている 昂まっている
僕は白い液体を由美子の身体中にぶちまける
−−−−−−液体の白と蠢く蛆の白と合い混じって

     きれいだよ 由美子

僕は由美子を心から愛している




うろこシティアンソロジー 作品篇 No.1 目次前のページ次のページ
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