編集室/雑記帳(1999.10.14〜10.22)
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編集室/雑記帳(1999.10.14〜10.22)


あっ、BT29だ。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月22日(金)08時38分43秒

。。。清水さま。


   いそいで書きます。
     あとすこしお時間をください。

   英語圏のリアルタイムの詩が翻訳で読めるって、すごく楽しみです。
     英語のままだと、よくわからないところもありそうですから、翻訳付きってところが

   うれしいです。
     どんな詩か、どんな名前の、どんな経歴の詩人の詩か、楽しみです。

   ここ、一週間ほど、また乱読がはじまりました。
     脈絡ナシに読んでます。寝る前のひとときに、一読。という感じです。

             
                            あっちゃんブリゲ。。。

。。。関さま。


   ありがとうございます。ほっとしました。
     きのう、きょうと、すこし落ち着きを取り戻しつつあるようです。

   植草さんの対談を読んでいて、とくに感じたんですけど
     いろんな人がいて、いろんな体験があって、いろんな考え方があって
  
   それを言葉がつなげてるって感じがしました。
     いまさらながら、当たり前のことですけど。

   あさって、友人のマッスンの演奏会に行きます。
     マッスンは、あの詩集に出てきます真澄のことですが

   三味線とお琴の師匠でもあります。
     ぼくの、ではないですけど。

   ぼくには、「筋がない」らしいです。
     
   
   ふむふむ。

                           あっちゃんブリゲ。。。




BT29号より 投稿者:清水鱗造
 投稿日:10月21日(木)22時54分52秒

kaokiさん、ここにも少し書かせていただきます。

僕の英語力は亀の歩みのような進歩でしたが、kaokiさんの助力
を得るということで、Booby Trapにも英語圏のリアルタイムの
できたての詩を、英文と翻訳(日本語)で載せることのめどが
つきそうです。kaokiさんには感謝です。29号には2ページぐらい
を使い、第一歩を踏み出したいと思います。

hiro-yさん、リンク集の説明直しておきました。ほかにも、コン
テンツを更新した方で、説明が古くなっている方はお知らせくだ
さい。なお、デッドリンクはいまのところないようですが、もし
見つけたら教えてください。「編集室/雑記帳」の「過去書き込
み」のデッドリンクはそのままにします。「過去書き込み」の前
のほうにデッドリンクがありますので、ご承知ください。




お願いpart2 投稿者:hiro-y
 投稿日:10月21日(木)18時34分10秒

>関さん
バナーの件、よろしくです。
「勝手にしろ! ん?」(笑)は、
詩について思ったことを書いていくつもりです。
あちこちで矛盾が出てくると思いますが、
ご容赦くださいませ。

>清水鱗造さん
ぼくのサイトの紹介文をどうにかしてくださいませ。
それから「ぽぴい」じゃなくて
「ほびい」だったんですよ(^^)。言わなかったけど。


http://park.millto.net/~hiro-y/



信頼 投稿者:
 投稿日:10月21日(木)14時31分47秒

あっちゃん。
お気持ちとてもよく分かりました。大丈夫。
わたしたちは何年も前から折りに触れて手紙をやり取りしてきましたから、
言葉だけで感情がこんがらかったりしないだけの信頼を育てていると思います。
それから詩作品は言葉ですが、どんな言葉でもほんとうに詩になったときに
さまざまな汚れが洗われて、純粋な表現として成立するということがあります。
読者としてそれを感じるときどんなに幸福でしょう。
掲示板で大事なことを話し合えてよかったです。
また楽しくやりましょう。




あっ、またまた、ごめんなさい。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月21日(木)11時32分37秒

。。。関さま。清水さま。


   あっ、またまた、失言しました。
     ぼくは、「差別発言」とまでは思っていないのです。

   何気なく発せられた不注意な言葉って感じで捉えていたのです。
     あくまで友人の言葉です。

   そして、ぼく自身の発言の中で、###って伏せ字にしてることについて
     さきほどの投稿文では説明不足だったと思われるので、書き加えますと

   文脈によって、言葉に侮蔑的なニュアンスがあるのかないのか異なるので
     ぼくが先の投稿では###というふうに伏せ字にしたのです。

   ぼくの「骨。」という作品の中では、侮蔑的なニュアンスがいっさい見られないことが
     ぼくの作品をごらんになった方ならわかっていただけると思うのですが

   (何人かの詩人の方に、よい作といわれて、ぼくも、ぼくの作品の中で、もっともうつくしい
      作と思っているので、うれしかったです。)ごらんになっていない方に

   ぼくの言葉を、###という言葉の使い方を理解してもらえないと思ったために
     ここでは伏せ字にしたというわけなのです。

   そして、ぼくは、ぼくの友人の「差別」という言葉があまり好きではないことも
     ここで言及しておきます。

   「差別」という言葉が、まるで錦の旗のように振りかざされることが
     この世の中には多くて、食傷ぎみであるからです。

   と、ここまで書いてきて、どうして、ぼくはこんなことを書いてるんだろうと
     思いました。 

   関さんがおっしゃっていたように、いま、とてもナーバスになってるってことかもしれません。
     清水さまがおっしゃるように、関さんがよい人であることは、ぼくも

   こころのこもったお便りを何度もいただいたことから、また、ここでの通信からも
     わかっているのですし、一見、まるで言い掛かりのようにもとられ兼ねないような

   ぼくの言説にも、誠実にお応えくださっているのに、と
     思いました。発した言葉は消えませんね。ざんねんしごくです。

   もとより、ぼくには関さんを傷つける気など、もうとうありません。
     
   =====================================
     
   
   寄贈した詩集が、何冊か、転居先不明で戻ってきました。
     うううん、サインがネックで、処理に困ります。

   学校や図書館に寄贈するしかないですね。
     手を加えて。

   ぶちぶち。

                           あっちゃんブリゲ。。。




ことば。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月21日(木)08時37分21秒

。。。清水さま。関さま。


   きのう、ゲイの友人に、ここでのいきさつを話していたら
     「たしかに肛門友達というのは差別発言だけど、あっくんだって

   ###ってことばを使ってるジャン」っていわれました。
     ###ということばに関しては、ぼくは、車の輪が壊れて

   道端に捨てられている、廃虚美のようなもの、ネクロフィリックな美しさを
     感じる、特殊な(でもないと思うのですが)感受性を有しているので、###

   という言葉は、差別的なニュアンスで使ってるわけではないと反論したのですが、これは
     社会的には、なかなかうけいれられない事柄ではあると思っています。

   「骨。」という、むかし、ばらまどという雑誌に書いた作品で、この###という言葉を
     つかっていますが、幾人かの詩人の方に、###についてはいっさい言及されませんでしたし

    作品自体の評価とは別のものという感じで、まったく問題はなかった事柄でした。
      しかし、###という言葉に敏感な方もいらっしゃるであろうことは推測できます。

    ぼくは、反論しますし、かならず説得できるものと信じてます。

    ううん。信じてます。

                              あっちゃんブリゲ。。。




清水さん 投稿者:
 投稿日:10月20日(水)22時16分26秒

下のを送信してから清水さんの文章を読みました。
清水さんありがとう。清水さんもいいひと・・・・




世界を難しくするもの 投稿者:
 投稿日:10月20日(水)22時11分13秒

あっちゃん。
誤解が解けたようでほっといたしました。
わたしも説明足らずでいけませんでした。ごめんなさいませませ。
ゲイについては奥が深いのでしょうがわたしはあまりよく知りません。
無知なゆえに失礼な言い方をしてしまったらどうぞおっしゃってくだ
さい。
ただ良くも悪くもゲイを特別視するということはまったくありません。
今のところ田中宏輔さんという詩人の人格の重要な部分を占めている
性質とか傾向とかそのぐらいのことで受けとめていますがそれでいい
ですよね。
それからこれはわたし自身の経験ですけれど、詩集を出して一年ぐらいは
とてもナーバスになって、評価に一喜一憂したり、無視されてがっかり
したり、無神経な言葉に傷ついたりしたことを思い出しました。
みんなそうだと思うのであっちゃんの感情の揺れがすこしわかる気がし
ます。
(今回はそれとは違うのかもしれないけど・・・)
きっとよい評価を得られると思いますよ。うんうん。

>hiro-yさま
バナーが変わったのですね。落ち着いた渋いバナーですね。(前のはどこかで
見たようなと思っていました。)
サイトもずいぶんリニューアルしましたね。「勝手に詩論」読みましたよ。
がんばってください。今度の更新で新しいのに変えます。




性愛とゲイ 投稿者:清水鱗造
 投稿日:10月20日(水)22時08分16秒

あっちゃん、「ここが変だよ、日本人」という番組、僕も見ました。
やはり、今の日本でもカミングアウトするのは、いろいろな条件がい
るのだな、と思いました。
ある本で、「相互援助と連帯の組織がほとんどいたるところで日の目
を見ているにもかかわらず、当人にとっては生活はけっして容易では
ない。/男性にせよ女性にせよ、同性愛者はしばしば芸術に関して非
常な関心を示している。鋭い感受性と、数多くの衝動を昇華するその
独自の仕方とに関係がある。数多くの芸術家が同性愛者であるという
のは、偶然の働きではない。かれらの創造はかれらの苦悩の表現なの
だ」ということが書かれていました。
あの番組では、女性でも男性でも同性愛は「ゲイ」と呼び、女性の場
合は「レスビアン」という言葉があるけれど、男性の場合は特別な呼
び方はない、といっていたような気がします。「ヘテロセクシャル」
(異性愛)は、このあいだの田中さんの書き込みで「ノンケ」と呼ぶ
ことを知りましたが、じつをいえば、僕は誰がどういう性愛の形態を
もっていようと、まったく気になりません。だから、そこにつっこむ
ことの必要性は、詩の世界でも、周りでも感じませんでしたが、ゲイ
の方はたぶんカミングアウトしている交友圏のほうが楽なのではない
かと推察します。少なくとも、ここはカミングアウトしている方にも
気楽な場所なはずです。ヤリタさんのも頌歌の感じで書いた詩ですね。
積極的に素晴らしい人物に近づこうとする詩だと思いました。アレゴリ
ーの意味の「肛門…」なんでしょうけど。
関さんは間違いなくとてもいい人です。(ですよね^^)




行ってきました。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月20日(水)12時29分59秒

。。。関さま。


   文脈をきちんと理解しないで言説を発するという
     愚かな行いをしたこと、申し訳なく思いました。

   ひょこんと現われた、痛い言葉ではありましたが
     いきさつを知れば、痛みを感じる必要がないということがあるのですね。

   むずかしい。
     世界を難しくしているのも、おそらくは、こういった事情もあるのかもしれませんね。

   アレン・ギンズバーグのむかしの顔が好きな、ぼくちんでした。
     バローズもキッチュでかわいいですけど。

   ぷぷ。

                              あっちゃんブリゲ。。。   
     


ぼくのほうこそ、ごめんなさい。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月20日(水)11時08分04秒

。。。関さま。


   ぼくのほうこそ、ごめんなさいです。
     きのう帰ってから、自分の感情の不安定さが、

   関さんに、不快な思いをさせてしまったと思いいたりました。
     ぼくのほうこそ、ほんとうにごめんなさい。

   ヤリタさんのサイト、あとで行こうと思います。
     

                           あっちゃんブリゲ。。。




お願い。 投稿者:hiro-y
 投稿日:10月19日(火)19時05分23秒

>関さん
nicely niceのバナー、
新しくしていただけませんか。
なにぶん古いヤツですので。
HTMLをコピーしていただけると
なおうれしいです。


http://park.millto.net/~hiro-y/



友達 投稿者:
 投稿日:10月19日(火)16時14分43秒

あっちゃん
もしかしたらちょっと誤解されるようなことを書いてしまったのかもしれません。
ごめんなさい。
ヤリタさんは下のHPに
「AllenとMakotoと肛門へ」というギンズバーグの追悼詩を書いていらっしゃるので
田中さんはヤリタさんと同じ詩誌に書いているのでてっきりご存じかと思ってしまいました。
ちょっとどんな詩かのぞいてみてくださいませ。
けっしてけっして侮蔑的な意味ではありません。


http://www3.justnet.ne.jp/~astroboy/ALLEN2.HTM



タイトルの説明が 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月19日(火)15時26分31秒

。。。


   まだでした。このあいだ、関係妄想のきつい、精神病質の友人が
     ぼくに「コオロギを黙らせる方法を知ってる?」って訊いてきたのですが

   いいや、わからへんわ。って返事すると、きゅうに目をつむって黙り込み
     右手を伸ばして「こうして、黙れ、黙れって念じればいいんだよ。」というので

   ぼくも目をつむってそいつの顔の前に手をかざしてやりました。
     すると、「何、何?」って訊いてきたので

   「きみの病気が治れ、治れって念じたの。」と言うと、いやあな顔をされました。
      きのう石川くんが、ぼくに、「田中さんて、ぜったい気が狂ってる。」って言って

    ましたが。
      戦争や飢餓のことを考えたり、人生のさまざまな苦痛をなめてる人間のことを知りながら
  
    平気でおいしいものをたべてたり、安眠してたりする、大方の人間も十分に気が狂ってる
      ことにならないかしら? などと考えてしまいます。

    ああ、また脱線してしまいました。
      きょうのぼくは、とても変な感覚におかされているような気がしました。

    ううん、帰って、またへどをもどすかもしれません。
      もう帰ります。ごめんなさい。

                           あっちゃんブリゲ。。。  




合うとレート 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月19日(火)12時17分29秒

。。。関さま。


   は、 ストレート の間違いです。すいましぇん。

   
                             あっちゃんブリゲ。。。




コオロギを黙らせる方法。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月19日(火)12時14分58秒

。。。清水さま。


   駿河さんと吉田さんの住所を教えてくださってありがとうございました。
     
   また、陽の埋葬につきましても、ひきつづき、よろしくお願いいたします。

   きょう、石川貴一くんが東京に帰ります。

   来年の3月に出る予定の「薔薇窓」復刊第二号に、ぼくも小説を書くことになりました。

   幻想小説の類のもので、すでに4年前に筋書きは書き終えているのですが

   かなり繊細な感情も描かなければならないので、その感情の表出に見あう表現が

   できるまで、本文は書かなかったものです。

   ですから、石川くんに今回、プレしゃーをかけてもらわなければ、もしかしたら
  
   ずっと書かなかったかもしれません。

   ううん、詩も、どこか、そんな感じのところがあると思われるのですが、どうでしょうか?

   
                                    あっちゃんブリゲ。。。

。。。関さま。


   お知らせくださってありがとうございました。
     
   ギンズバーグの肛門友達というのがよくわからない表現ですが

   それって、ゲイってことでしょうか?

   ううん、としたら、ちょっと嫌な表現だなって思います。

   ゲイ=肛門性交というのは誤った考え方ですし

   一般的に、そういう持っていき方は、侮蔑的なニュアンスで発せられることが大方であるように思われます。

   ううん、ぼくがちょっと、過敏なのかも知れませんが。

   あっ、きのう見たビデオの影響かもしれません。

   友だちに録ってもらった、先週の「ここがヘンだよ、日本人」(だった

   かしら?)のビデオテープです。

   頭の悪いというか、低能というか、程度が低すぎるというか、正常な知能を有しているとは

   いいがたい連中が、まだまだ世界には、というより、世間にいるのだなって思いました。

   暴力に訴えるのは、訴えようとする合うとレートの攻撃性には、獣にたいする哀れみの

   ような感情をさえもちました。

   あっ、へんなところに行こうとしてます。

   すいません。

   へんですね。ぼく。

   ごめんなさい。
                                あっちゃんブリゲ。。。
   

   

   

  
                        

   




西脇 投稿者:
 投稿日:10月18日(月)23時39分45秒

田中あっちゃん
ヤリタミサコさんが西脇と突き合わせて読んでみると張り切っていましたよ。
ギンズバーグの肛門友達?の高島誠(今は亡き明学のセンセ)が読んだら
どんなに喜ぶかとも言っていました。
わたしは聖書占いとわたしの折り句遊びのことから
「The Wasteless Land.」を読んでみようと思っています。
薄暗い図書館で、うずたかく積まれた脈絡のないかのような書物の山の陰で
何かにつかれたように次々に本のページを繰って、存在するべき一行を
探している詩人の姿を思い浮かべつつ。


http://home2.highway.ne.jp/ofuji/



生活詩?! 投稿者:hiro-y
 投稿日:10月18日(月)22時49分44秒

さてさて、「僧侶」のなかで
僧侶は何人いるでしょう?
ぼくは一人のような気がしますが。
9連作の4コマ漫画ね。
ちょうど漫画が広がりだした時代だし。
もう一回読み直そう…


http://park.millto.net/~hiro-y/



新宿御苑散歩 投稿者:清水鱗造
 投稿日:10月18日(月)20時16分48秒

ファイルを作ってみました。ちょっと遊んじゃいましたが。
下のURLです。


http://www.shiroari.com/shimirin/gyoen/gyoen.html



ぴったりです。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月18日(月)14時05分23秒

。。。清水さま。


   エリオットの西脇訳にぴったり、きっかり、きっちし合わせております。
     所々の場面で転調するところもできるかぎり合わせております。

   荒地の仕掛けを構造的に解析し、その構造に則して反転させたり、歪曲させたり
     あるいは、なんらかの関連性のある事物・事象で構築しております。

   かたわらに西脇訳を置いてごらんくだされば、拙作をより楽しんでいただけるかと思います。
     しかし、こういう読み方をはじめから想定するというのは、もしかしたら邪道かもしれませんね。

   あっ、むかし、外道というバンドがありましたよね。
     ジャドーズってのもいましたね。

   ううん、四人囃子がなつかしいですう。
     
                               あっちゃんブリゲ。。。 
     

   


菅谷規矩雄など 投稿者:清水鱗造
 投稿日:10月18日(月)13時00分14秒

あっちゃん、たくさん身近で売れてよかったですね。多少とも
出版経費の足しになれば、助かりますよね。国語の副読本にな
れば、増刷できるかも(冗談ですけど^^)。行数は、ぴったり、
T.S.Eliotの西脇訳に合わせてあるわけですか。西脇訳の『荒
地』を参照しつつ読むという読み方がありますね。

これをアップロードするところで、あっちゃんの新しい書き込
みを読みました。(^^)

片桐怜さん、時間をワープして、こんにちは、という感じです
ね。「星菫(せいきん)」という雑誌の題はアタマに残ってい
ます。

hiro-yさん、「僧侶」の感想は書き甲斐があると思いますよ。
hiro-yさんの世代の方がどういうふうに読むのか、興味のある
ところです。新井センセもそういう個人的興味から、問題を出
しているのかも(冗談)。

庸介さん、菅谷規矩雄の仕事では、僕は『詩的60年代』という
本を最初に読みました。菅谷は同時代では「凶区」と、北川透
さん、に近しいわけです。「凶区」は消滅というか、菅谷が離
れていったわけですが、「オブセッション」というのは時代的
な「執着」というふうに理解していました。とはいうものの、
最近あまり読み返していないのですが(60年代に書かれた、天
沢とか、吉増とか、そのあたりの作品)。
菅谷の表現では『無言の現在』あたりを中心にするか、音韻論
(吉本の『言語にとって美とは何か』や、時枝言語学、ソシュ
ールの言語思想などを基にした、詩的音韻論)を中心にするか
というふうになります。しかし、60年代の詩の交友圏(「凶区」
や「あんかるわ」の北川透たちとのかかわり、大学闘争など?)とい
うものが背面にあります。菅谷は思想の時代的な流れに庸介さん
の言い方をすれば、「真面目」であって、強迫的に「真面目」で
あったのだとは思えません。晩年のアルコール依存なんかも、誰
にでもありそうなことですしね。僕の感じでいえば、音韻論を読
んでいけば、何かわかるところ(摂取できるところ)がありそう
だというのがあります。「真面目」であるのが、「偉い」とも
「駄目」だとも思いませんが、ただどんな場面においても、「真
面目」に肉まで刺されてしまう、ということは庸介さんにも僕に
もあると思います。そういうところは菅谷さんに見えます。
ただ音韻論のテキストを読むことでは、そこまでわからないし、
そんなことは書いていないのだから、そこを読み込んでいくという
ことを僕はやりたいですね。アームチェア・デテクティブでね。
たぶん、それは僕がもっと小さなことに汲々としていたというこ
とでしょうけど。
もっといえば、市井の中の時代の渦は、大きく見えたり、小さく見
えたり、いろいろに見えるのだと思います。そして、市井自体が
それを飲み込む大きな渦なんじゃないんですかね。
詩と「生活思想」を直線で結ぶことはできないけど、詩と「思想」
を結ぶことは仮象としてはできる。その仮象を解剖する、ことがテ
キストから書き手を(生活思想を含めて)客観化する方法なんじゃ
ないでしょうか。




石川貴一くんのこと。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月18日(月)12時52分56秒

。。。


   きのう、石川貴一くんと、ぼくと、ぼくの恋人の3人で、食事とお酒をいただきました。

   石川くんは、ばらまどという本をだしているのですが、2年ほどお休みしていて

   こんど、復刊したのですが、ご存知の方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。

   石川くんと、ぼくとは、おらくるという同人雑誌でいっしょだったのですが

   おらくるがなくなったいま、彼との接点は、ただ作品のみとなっていたのでした。

   来年、ぼくも、石川くんのばらまどに作品を書かせていただくことになったのですが

   ひさびさの、おたんび、やおいけいの作品たちにまじって、ぼくがどれだけはりあえるか

   がんばってみたいと思っています。

   しかし、きのうは飲みました。何年ぶりかで、飲みに行った店も、3軒。

   ぼくがサディストだということが、恋人の口から、みんなにばれてしまい

   石川くんをフジタホテルまで送った後、部屋に帰って

   恋人をしばきまわしてしまいました。(きゃー、うそうそ、うそよ)

   いたいのは嫌だというのですが

   そういえば、ノブユキもいたいのは嫌だと、よく言ってました。

   いたいのがいいのに……。

   みんな死ねばいいのに。

   って、以前、詩の中でのたまいましたが、神経がいらだっているときは

   そんな気持ちになってしまって、愛しているものを傷つけたくなってしまいます。

   ううん、きょうも、いまから、明日のプリントをつくって、2時間ほどで帰りますが

   恋人が部屋で待ってます。

   きのう、石川くんが、飲みやさんで、ぼくの恋人がトイレに行ってる間に、ぼくに

   「田中さんて、ほんとに残酷な人なんだ。」って言ったことが、こころに刺さってます。

   ぼくには、恋愛は美学の問題であって、感情の問題ではないといった考え方をするときもあって

   残酷と言われて、うふふ、とほくそえんだ、ぼくでした。

   hiro-yさん、時間をおいて、いつの日か、お待ちしています。

   というか、hiro-yさんのお気持ち、

   そのお気持ちは、いま、お書きになってるお言葉から、十分に察することができるように思います。

   ありがとうございます。

   トニオ・クレーゲルを読み返していて、ふと、思い至ることがありました。

   愛されることは何ほどのものではなく、愛することこそ意味のあることだというのですが

   とうとつですね。

   ひとりでに。

                                  あっちゃんブリゲ。。。




菅谷規矩雄は 投稿者:田中庸介
 投稿日:10月17日(日)09時39分39秒

オブセッション、ということを60年代のころからずっと
書いてますが、これは強迫というように理解してもいいのでしょうか。
そのあたりが、菅谷だけではなく、たとえば伊藤比呂美とか吉増剛造とか
藤井貞和とかの現代詩に見られるある種の「生真面目さの集中」のようなものを
読み解く手がかりになるのでは、と思ってました。いかがでしょうか。
とくに晩年の作品はすごいと思います。.




今『浦島』になって…… 投稿者:片桐 怜
 投稿日:10月16日(土)13時21分37秒

詩については、もうまったく〈浦島太郎〉になってしまいました。浦島太郎の最後は
すっかり忘れてしまいましたが……。
これから皆様のいろいろ作品を読ませていただき、皆様の『元気』を吸収したいと考
えています。
過去の詩のようなものをホームページの片隅に載せましたので、読んでたちまちがっ
かりしてしまうと思いますが、暇がありましたら、ほんのついでにお寄り下さい。


http://www.bekkoame.ne.jp/~ta.kawai/s_index.html



やっぱり 投稿者:hiro-y
 投稿日:10月15日(金)18時35分05秒

詩の感想というのは難しいです。
言ってしまってよいものか、という気もしますし。
うまくまとまらない、わからない部分が
すごく魅力的だったりもして。

「僧侶」、4コマ漫画だなぁ、やっぱり。(-。-)


http://park.millto.net/~hiro-y/



田中さま 投稿者:須永紀子
 投稿日:10月15日(金)17時21分07秒

きょう,『The Wasteless Land.』拝受しました。
ご上梓おめでとうございます。

クラシックな装幀が美しいですね。
引用による作品をまとまった形で読むのは初めてです。
掲示板の田中さんの文章と作品との落差(?)に,
驚いております。
想像を思いがけない方向に裏切られて,楽しい気分。

少しずつ読ませていただきます。
貴重な一冊を,ありがとうございました。




はい。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月15日(金)13時18分14秒

。。。清水さま。

  
   お手数をおかけします。
     よろしくお願いします。

   勤め先の先生方が買ってくださいました。
     そのうえ校長先生にも買っていただきました。

   ううん、前の勤め先とずいぶん違います。
     こんど、数学科の先生方主催で、ぼくの出版記念会を開いてくださる予定です。

   そんな、こんなで、友人たちにも配ってしまって、手持ちの詩集が10冊を切りました。
     たしかに、ありがたいですし、うれしいですが、なんだかさびしい感じもしたりします。

   朝礼でアナウンスしましょうとおっしゃってくださった先生もいらしたのですが、
     買っていただく詩集が手元にないことを伝えますと、残念に思ってくださいました。

   ううん、ぼくのように、人間ができていないものにも、おこころをくだいてくださる方が
     ほんとにたくさんいらっしゃって、ほんとに、ぼくは幸運です。

   買ってくださって、損したと思われないような詩集であってほしいと思うのでした。

                  
                               あっちゃんブリゲ。。。

。。。hiro-yさま。


   ごらんくださってありがとうございます。
     はやくご感想をうかがいたいです。

   吉岡実さんですか、僧侶はすごいですよね。
     たしかに。

                             あっちゃんブリゲ。。。

   




菅谷規矩雄 投稿者:清水鱗造
 投稿日:10月15日(金)11時32分44秒

あっちゃんへ。
駿河さん、吉田さんの住所は、ハガキに書いて今日投函します。

池田俊晴さん、はじめまして。
菅谷のブレヒト論の頃から読んでいる、ということは同世代?
実はおととい、菅谷論を書いている方がいて、「あんかるわ」
のバックナンバーをもっていないので、遺稿の一部を読めない
というので、コピーしてFAXで送ったところです。ただ、遺稿
の第二回目(「無韻抄」という文章が載っている)の号が見つ
からなくて、「音韻論についての草稿」という文章だけFAXし
ました。これらのノートは『死をめぐるトリロジイ』(思潮社)
には収録されていません。
で、この文章を読み返したのですが、短いですけどおもしろか
ったです。「オノマトペ」と「技芸としての音韻」に向かう、
「言語の音韻が、それ自体としての表現性を展開していく過程」
についてのノートです。で、結び的なところでは、「概念の像
化(聴覚的な像)」の入口までとどきかけている」と書いてい
ます。




いつも、読ませてもらってます。 投稿者:池田俊晴
 投稿日:10月14日(木)23時37分36秒

 菅谷の苦渋は何だったのか・・考えています。
菅谷さんの詩の、あの緊張感はすごい・・
僕は、ブレヒト論の頃から読んでいましたが、
もう一度全部読み返そうと思っています。
また、来てみます。

   追伸:HP立ち上げました。 
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3816/




うーん。 投稿者:hiro-y
 投稿日:10月14日(木)18時41分02秒

>田中宏輔さん
今日は授業がなかったので、
とりあえず1回目、家で読みました。
明日あたりから電車の中で反芻(o_v)します。
栄養、ください(笑)。

さあ大変、来週の授業で
吉岡実さんの「僧侶」の感想を書かねばなりません。
新井豊美センセも大変なことさせるなあ。
さて…何から書こうかな?

ゴメンナサイ。 投稿者:田中宏輔  投稿日:10月14日(木)08時39分27秒

。。。hiro-yさま。


   さま、を忘れてうちました。ごめんなさいです。

                             あっちゃんブリゲ。。。




ありがとうございました。 投稿者:田中宏輔
 投稿日:10月14日(木)08時38分08秒

。。。清水さま。


   ご感想ありがとうございました。また、宣伝もしていただけてうれしかったです。
     きのうまで、学園祭や体育祭で、お休みしていましたので、ここにやってこられませんでした。

   The Wasteless Land.ですけど、もう手持ちの部数に余裕がなくなりましたので
     ぼくからの直接購入は、していただくことができなくなりました。

   といっても、直接購入されるという方はいらっしゃいませんでしたが……。
     

   あのう、吉田裕さんと駿河昌樹さんのご住所のことなのですが
     むかしのBTに掲載されてた住所でよろしいのでしょうか、どうぞ、お教えくださいませ。

   今週末までには、新しい作品をつくります。つくれたらいいなあと思ってます。
     
            
                            あっちゃんブリゲ。。。

。。。関さま。


   ご感想ありがとうございました。

    
   また、厳しいご意見もお聞かせ下さいませ。

                            あっちゃんブリゲ。。。

。。。hiro-y.


   お買い求めくださって、ほんとうにありがとうございました。
       hiro-yさんのお口にあう味であれば、と願っております。

   おそらくhiro-yさんが、いちばんはじめに買って下さった方だと思います。
     最後の方でもあったりして? ううん。

   かな?

                               あっちゃんブリゲ。。。 
     
     





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