うろこ新聞 2005年1月7日号(灰皿町の発展・息子たちの新婚旅行)
昨年末に、灰皿町に鈴木志郎康さん、清水哲男さんの家ができた。まだ建設中だが、お二人とも早くからインターネットに興味を持たれてアクセス数も多いホームページをお持ちであるが、別荘という感じだろうか。昨年の忘年会で、パソコン話が盛り上がり、ぼくもLinux話で興奮して、お二人も灰皿町の自宅サーバの話題から乗ってきてくださったわけだ。
あまり詩とかかわりのない方は、清水哲男というぼくの本名・清水哲夫と字が一つ違うだけの方なので混乱するかもしれないので書いておく。哲男さんも詩を書いていて、志郎康さんともども1960代に現れた重要な詩人のひとりである。ぼくは本名で「現代詩手帖」という雑誌に哲男さんが選者であったときに投稿していたのだが、だいぶとり上げてくださったという縁がある。この辺の経緯と面白話が日本経済新聞の1990年10月23日夕刊の哲男さんの書かれたコラムに載っているので、興味を持たれた方は大きい図書館などで読んでみてください。手もとにスクラップしてあるが、ちょっと汚れている。いずれスキャンして公開するかもしれません。
余談だが、ぼくはそのころ筆名をつけようかな、と思っていた。ちょうどそのころ新川和江さん(この方も詩人、この方は時代的には哲男さん・志郎康さんの少し前に現れた)のお宅にうかがったときに「やっぱりペンネームつけたほうがいいわよ」ということで、鱗造にしたのだった。
鈴木志郎康さんがさっそくご自分の家に、ぼくが今年は試みをやっていこうと思っていた映像配信をしてくださっている。志郎康さんは多摩美術大学の教員をされていているので、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科2004年度卒業制作ということで、小劇団・小指値の旗揚げ公演を全部QuickTimeムービーのかたちで載せはじめた。「顔よ、勃ったら1m」公演記録である。
息子たちが新婚旅行と冒険旅行?を兼ねて、南米チリ・アルゼンチンに行った。Mちゃんも息子もめちゃくちゃ忙しい人たちなので、また許可を得てから珍しい写真を公開したいと思っている(といいつつ1枚載せる)。氷河が崩れるaviファイルなどもあって、なかなかすごいのをこのあいだSDカードからこのパソコンに取り込みCD-Rに焼いた。この氷河は80メートルぐらいの高さがあるそうである。
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