うろこ新聞 2004年5月29日号(もう夏、LDT27)
今年もほっぽらかしにしてある蘭が花をつけた。植え替えもしないので、さすがにこれは少し手入れをしたほうがいいな、と思う。雑草の花も見える。
だけれども、水をやるのさえ忘れると枯れてしまうから、ちゃんと花が咲くのは水をやっている証拠でもある。
21日の空。雨が降った後、日が照ってくるときや、朝の光はいつもきれいだ。このごろカメラが止まっているのは、画像を送るマシンに別のハードディスクを装着して別のOSを動かしているからです。
LinuxデスクトップTips その27
●Debian GNU/LinuxとFreeBSDをインストールする
Debian GNU/LinuxとFreeBSDをインストールして遊んでいる。
Debian GNU/Linux(デビアン・グニュ・リナックス)は硬派なディストリビューションだ。本格派という感じである。デビアンは本人のイアンと奥さんのデビを合わせたということらしい。
初め、マシンのイーサネットカードを認識していなかったので、VineLinuxのほうで、Intelからデバイスドライバをダウンロードして、それをCD-Rに焼いて、kernel-headersの新しいのも同じやり方で移動して、試行するうちになんとか認識できた。その過程はいま思い出せない(^^)。
でもネットワーク機能がないと意味はないので、これが最初にやることだった。そしてX Windowシステム(XFree86)での日本語環境の構築。これも手間がかかった。検索で来る方もいるかもしれないので書いておくが、XDMの「.xsession」ファイルではデスクトップとしてKDEがデフォルトで起動するようになっている。
#update-alternatives --config x-session-manager
を起動してGNOMEを使う場合には直す必要がある。これは、
$set-language-env
の設定の後でやった。
上はFreeBSDのX WindowシステムにGnomeデスクトップをインストールして、Mozillaを立ち上げたところ。FreeBSDのほうはイーサネットカードはすぐ認識した。
インストールしてしまえば、PCUNIXは同じようなものだが、いつのまにか歴史をたどっているような気分になる。そして確かに、何かの歴史の始まりにも触れている実感があるのである。
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