うろこ新聞 2003年10月13日号(低気圧の通過、OS)
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うろこ新聞 2003年10月13日号(低気圧の通過、OS)



 今日は台風の壊れた低気圧が通過して、午後、一時暴雨風になった。
 雨が激しく窓ガラスを打って、少し開けておいたら雨水が吹き込んだ。上の写真は暴風雨の前の午前の写真、下はその後、すっかり晴れたときの近所の風景である。



 3連休だったので、どこかに出かけたいとは思っていたが果たせないでごろごろしていた。
 Perlで掲示板のログファイルから、静的HTMLファイルを自動生成するスクリプトを書いたぐらいの休日だった。初心者なのだが。
 ホームページを作るとき、ぼくはWindowsでは秀丸を使い文字コードはShift JISを使っている。しかし、灰皿ネットのほうのCGIは文字コードはEUC JPである。その理由は、単にEUC JPがCGIやPerlスクリプトを書くLinuxというOSの標準日本語文字セットというだけでなくて、もともとCGIにShift JISを使うと面倒なことが出てくるからだ。ある本にMS-DOSが採用してからShift JISが普及したと書いてあったが本当だろうか。EUC JPのほうが使われた歴史が古いことになる。携帯電話の日本語文字セットもMacもShift JISである。 いろいろな意味でクライアントサイドではShift JIS、サーバサイドではEUC JPが使いやすい。ホームページのHTMLファイルの文字セットはブラウザが判定してくれるので、公開するときにはmetaタグで明示するだけでいい。
 こういうことを書くのも、パソコン趣味の人はいまどうしてもOSを3つ使うところまでいくという状況があるということを感じるからだ。DTPならMacOSのDTPソフト、画像処理ソフトが業界でも標準だが、オフィスではWindowsのエクセルやワードなどが使われている。webサーバはLinuxが定番だろう。
 もともと仕事ではないので、webの遊びを広げていくのにはどうしてもサーバに興味がいく。LANでもそれぞれのOSのファイルを読めるようにLinuxはサーバを管理できる。
 CGIなど動的コンテンツを自在に動かすにはまだちょっと怖い。そこで、静的コンテンツをPerlで自動生成する段階で楽しんでいる。長尾高弘さんのOLBCKが使い始めで、お世話になっている。HTMLを秀丸などで書けるようになり、ftpプロトコルをffftpやフェッチで使いサーバにファイルを送ることができるようになり、CGIなどの動的コンテンツに興味が湧いてきた段階で、静的HTMLを一挙に生成する、というのを試す、というのは自分にとっては自然な流れだった。
 インターネットでビデオを楽しんだり、音楽を楽しんだりしようとしている人も増えている。詩でいえば朗読ファイルをリアルオーディオファイルで流したりmp3ファイルにして置いたりすることが始まりで、長尾さんのサイトではすでにリアルオーディオファイルをストリーミングで聴けるようになっている。
 詩の朗読は、文字はもともと朗読できるものだから、朗読しようと黙読しようといろいろやってみたらいいと思うし、webに置くのもおもしろい。個人的には、少人数で朗読しあったりするのはカラオケのようなストレス解消の意味がいちばん大きいと思う。しかし、注目している人で、いい詩を書く人のその人による朗読はかなりおもしろい。人間観察のなかでもかなり深いところまでいく可能性があると思うからである。


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