うろこ新聞 2003年8月5日号(新島への旅 その1-海と夏木立)
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うろこ新聞 2003年8月5日号(新島への旅 その1-海と夏木立)



 梅雨が明けるのかまだなのか、じれったい日々が続き、カンカン照りになったら海に行きたいなと思っていた。そこで「灰皿町町会慰労会」と適当に名前をつけて桐田真輔さんをお誘いして小さな旅に出かけた。つまりは2人の慰労会なのだが、わいわいがやがやもいいが、少人数もいいものである。
 新島は3度目である。この羽伏浦(はぶしうら)の白い海浜線がとくに印象に残っていたので、民宿・富八についてお茶をいただいてからすぐに徒歩で向かった。どうも徒歩ではきつかったようで、レンタサイクルにしたらよかったという話になる。標識がのんびりしていて、地図がこれから行く方角が逆になっている。つまりは天地が逆さで、これを見て逆に行ってしまう人がいるのではないか、と桐田さんと話した。
 簡単な道なのだが、ビキニのお嬢さん2人が、「羽伏浦はどっちでしょう?」などと聴いてくる。彼女らは自転車だ。「たぶんこちらの道でしょう」と言いつつ、海岸入口に着く。
 真っ白な浜辺、北方向に望む。ここは太平洋に面し、サーフィンにいい波が来る。だいぶ前に遊びで真似事をやったのを思い出すが、浜辺には梅雨が明けたばかりのせいか、数人しか人がいないし、海は浅くなさそうだし怖いくらいで、ほとんど泳ぐ人もいないくらいだった。しかしたぶん、この砕け散る波を少し海に出て、満ち潮時ならば危なくもないのだろう。



 左側は海浜植物が続く。地を這うような草から、風でねじくれた椿などの木、そして山に向かってビャクシン(たぶん)などのひん曲がった木々が連なる。この植物群落は保護指定されているようだ。



 暗くなるほど枝をたくさん出している椿などの小さめの木立。実が見える。
 ほかのところを歩き、この島の全体的な植物相は、もっと細分化されることがわかってくる。



 徐々に草が木立に変わっていく。



 浜のきわ、つる性の代表的な海浜植物が伸び出している(名前は後で確認します^^;;;)。




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