ことり

村瀬いくの


まよいながら
しずんでいく
こたえは
いつも
そこのほうにあって
ことり と
ゆびにふれる

がんばりすぎてつかれている と かいてある



あまいことは

いわずにおく


うろこシティアンソロジー 作品篇 No.1 目次前のページ次のページ
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