うまい生(ナマ)冷えてます……セッション・ポエム(作品016番) ゲスト/映画「マンマ・ローマ」

セッション・ポエム(作品016番) ゲスト/映画「マンマ・ローマ」
                脚本・監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

うまい生(ナマ)冷えてます


美しく成長した息子を引き取り、彼の幸福のためには、どんな自己犠牲も厭わない元売春婦の物語。市場に働く彼女の抱いた「ブルジョア的生活」への欲望は、彼女の前夫と息子の取り巻きによって、やがて不幸な結末へと裏切られていく。『アッカトーネ』と同様、ネオレアリズモを継承し乗り越えんとするパゾリーニの意欲作。




  鳩の目に、
→→目薬NE。*
  赤い涙の、
  うるおい効果と、ビタミンE配合、→ → 



  鳩の目に、
 (見えないベールで)
 →愛情点検、
 →目薬NE。
 (抜群のなめらかさです)


  山鳩の目にも、
  春の涙。

 (この世には
  忘れぬ春のおもかげよ
  朧月夜の花の光に   式子内親王 )



  鳩の目に、
 (見えないベールで)
→→目薬NE。
  春の涙の、
  切れ味、リード、→ → 


  ミントの味がする初夏、
 (見えないベールで)
 →この、風上にいても、

  こころの隙間では、
  携帯電話のかかりにくい、
  ガラス細工製の、エリアが
  あるそうです。
 (ここはお客さま専用駐車場です)




  山鳩の目にも、
 (目薬NE。)
→→赤い涙は、
  目隠しで、ダッシュ、→ → 



 夏の生(ナマ)冷えてます。**




1999 7 7



*  タナベ目薬NE

**  ビールの広告より


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