いつも、送電塔
◆うろこアンソロジー 2001年版 目次◆前頁(あおのいたまま)◆次頁(恋のゆくへ(俳句))
◆うろこアンソロジー 2000年版 目次■Shimirin's HomePage■Urokocity■SiteMap■

いつも、送電塔



阿瀧康

きょうは 曲っていかなければいけない道を二回
曲がり損ねた。

いい日じゃなかったかというと そうでもない
ここは 鉄塔が 整列している。

そのひとつひとつに わたしの名前がついている
いままで話す機会がなかったけれど こうやって

わたしは わたしのものを増やしてきたのだ
信じられなければ そうだな。

いま きみのとなりに立っている(よく見えないが)
その人への送電を止めるよ。それでわかるよ。それじゃ。

◆うろこアンソロジー 2001年版 目次◆前頁(あおのいたまま)◆次頁(恋のゆくへ(俳句))◆

◆うろこアンソロジー 2000年版 目次■Shimirin's HomePage■Urokocity■SiteMap■