うろこ新聞 2003年11月11日号(ノースブリッジ、サウスブリッジ)
マザーボードのCPU側(上)のチップセットを「ノースブリッジ」という。プロセッサやメインメモリを相互接続するチップである。
上のほうは地図でいえば北なので、わかりやすいのだろう。いっぽう、「サウスブリッジ」にはI/Oインターフェイス(IDEやUSBなどの)、PCIバス(白く見えているもの)やISAバス(このマザーボードにはない)といった拡張バスを相互接続するブリッジ回路などがある。
「北」を辞書で引くと「東に向かった時、左の方角の称」とある(新明解)。「東」を引くと「春分の日の朝、太陽の出る方角の称」(同)となっている。太陽がなければ方角も始まらないわけだ。
灰皿ネットにも「イーストブリッジ」「ウエストブリッジ」がある。レヴィ・ストロースによるとたいてい都市の東に歓楽街ができていくそうだ。本当だろうか。灰皿町も東飲み屋街ができているが。
新しく作ったパソコン(約10万円でかなり高性能)では2つのハードディスクを装着してある。いまは下のものしか接続していない。いずれ、このハードディスクにも地図ができていくだろう。

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