うろこ新聞 2003年11月3日号(落ち葉の葉書)
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うろこ新聞 2003年11月3日号(落ち葉の葉書)



 今日はしとしと雨である。先週忙しくて、週末にはパソコンを組み立てた。灰皿ネットのサーバのバックアップ用のLinuxマシンである。
 今回は『RedHat Linux 9 で作るネットワークサーバ構築ガイド』(秀和システム)という本に付いていたCD-ROMからインストールした。せっかく自動認識してくれたモニタの適切な解像度をもう少し上げようとして失敗し、再インストールする羽目になった。この際、自動アップデート(コマンドラインからup2date、Windowsの自動アップデートのようなもの)するためにシステムをRedHat Network(英語)に登録したのだが、再インストールしてもう一度コマンドラインからアップデートしようとするとエラーが出てちょっとあせった。
 インストール後のアップデートは必須の作業である。それでインターネットで調べたところ、一つのCDからは一つのシステムにしかインストールされないことがわかった。つまるところ一冊の本からは一つにマシンにしかインストールできないことになる。まあ理屈にかなったことではある。したがって再インストールして、システムを登録するためには、最初登録したものを削除しなければならない。
 RedHat Networkにログイン登録することと、マシンのシステムを登録することは違う。ログインできることがすなわちアップデートできるということではない。この辺ももし使う方がいる場合があることを想像して書いておく。
 マシンの登録を削除して、再度システムを登録した。この際、もう一つ前にやる作業がある。というのはマシンのシステムとRedHat Networkのやりとり(自動アップデート)に使われる暗号(GPGによる)が今年8月に更新されたのでまず手動でアップデートファイルをダウンロードしてアップデートしなければならない。この本のCDの場合、どういうわけかup2dateファイルがRedHat8のファイルであると認識された。で、「8」用のファイルをダウンロードした。
 ダウンロードしたら、コマンドラインから「rpm -Fvh *.rpm」でインストールした後に「鍵」ファイルをRedHat Networkに書かれている手順でインストールする。これでめでたく自動アップデートできブレイクタイムになった。
 RedHat9は素晴らしくよくできている(と思う)。なにしろPentiumCPUの速いものだと、WindowsXP以前では一部分が使えないところがあるらしい。システムを構築してしまえばすごく安定している。マシンを作るときに高性能のグラフィックボードを買ったので、これはWindowsマシンと取り換えた(サーバにはそれほど高性能のグラフィックボードが要らないと思ったため)。それでファイナルファンタジーのnet版のベンチマークプログラムをダウンロードして、なかなか速くていい、と思って電源を落とそうとしたら「なんとかdll」が変です、とか出てさらに「なんとかdll」も変です、とか出たので、Meの「以前の状態に戻す」とかいうので、1週間ぐらい前に戻したら今度はウィルス監視ソフトが使えなくなっているのでそれだけ削除して再インストール。Windowsはすぐ「なんとかdllが不正」というのが出るからいやだ。でもこれはそのマシンで書いていますけど。
 上の絵はちょっとテーブルを見たら妻の堀亜夜子が葉書に描いてあるのがなかなかいいので、スキャンしたもの。



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