うろこ新聞 2003年9月30日号(本とテレビ)
左は最近買った『CGIプログラミング 第2版』(Scott Guelih、Shishir Gundavaram、Gunther Birznieks著)、中は数カ月前買った『入門bash 第2版』(Cameron Newbam、Bill Rosenblatt著)、右はおなじみの『Perlプログラミング』(Larry Wall、Randel L. Schwartz著)である。
それぞれ、いい本で、表紙に動物の絵があるので写してみた。『CGIプログラミング 第2版』はCGIというものをいろいろと知らないうちに設置したり、Perlで書いてみたりしていて、これから理解を深めるのにうってつけだと思う。
bashはLinuxをインストールするとすぐに必要になる。たとえば1000行ある一つのファイルを50行ごとに分割し、20のファイルを作るのは簡単である。このことは書いてなかったかもしれないが、ともかくbashはある程度知らないとLinuxが動かせない。
Perlのこの本は新しい版が出ているが、まだ買っていない。
3冊とも簡単な歴史から入り、すぐに大事な部分から踏み込んでいく。Linuxを使うようになってから、とても素直にコンピュータの本に踏み込んでいける感じがする。そのまま画面でやってみることができるし、いろいろ覚えたのは無駄にならずに生かしていけるからだ。『入門bash』の表紙の魚はシルバーバス。タナゴのように思えたがもっと大きい魚らしい。よく持ち歩くのでブッカーで補強してある。
居間のテレビは妻がチャンネル権を握っている。というわけで、1代目のBSチューナー付きテレビは、ひとりでメジャーリーグ野球を見るためにそばにある。
今年はだいぶイチローや松井の出る試合をみた。バッティングのタイミングをとるとき、選手は固有の動きをする。イチローやソリアーノはせわしなく動くし、松井は右足の先でリズムをとるような動きをする。ピッチャーはピッチャーでそのタイミングをうまくはずすことをするのだろう。ある種の強迫的動きは、詩を書くときの集中に似ていなくもない。

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