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うろこ新聞 2001年11月22日号(街はクリスマスの飾り付け)
昨日は帰りにMOを買うために渋谷に降りた。駅前のビルの壁面にはごらんのようにもうクリスマスの装飾がされている。忘年会の予定もそろそろである。
倉田良成さんの解酲子飲食(かいていしおんじき)は、さらに書いているとのこと。いままでのもの(100あります)は、この新聞とFCVERSEのサイトで読めます。
【Linux奮闘記 4】(鱗造)
名前を決めること--その1
前に書いたようにLinuxで一人二役(rootとuser)をしている。もともとはネットワークの自分の場所にログインする、というUNIXの仕様からであるが、システムを改変するのはいろいろ知っていないとまずいので、これが都合がいいこともある。
たとえば、userでデスクトップをさんざんいじったので、画面下のタスクバーが消えてしまった。GUIであるXwindowのデスクトップ構成はRedHatディストリビューションのパッケージでは「GNOME」がデフォルトで使われる。rootでログインすると、デスクトップはカスタマイズしていないが、userでログインしたとき、消えたタスクバーはどうやったら元に戻せるのかわからなかった。.(ドット)で始まるディレクトリ(.gnome)の下にデスクトップの状態が保存され、ログインするたびに前のセッションで保存されたデスクトップが再現される。
インターネット上のMLなどを検索してわかったのは、
$ mv ~/.gnome ~/gnome
とやることである(mvはMS-DOSプロンプトのmvと同じようなものであるが、ここでは.gomeの名前をgnomeに変えている)。これで、「.gnome」というディレクトリの名前はなくなる。
すると次にログインしたときには、新しくデフォルトの「.gnome」ファイルがホームディレクトリに自動的に生成されて、ぐちゃぐちゃにカスタマイズしてしまったのが元に戻った。userでログインして、試しにいろいろやってみてもすぐ修復できるのは、userでログインする一人二役の効用である。
いよいよ、サーバであるApacheを起動してみる。設定ファイル(httpd.conf)の1カ所をroot権限で直した。特殊なIPアドレス127.0.0.1は自分のコンピュータで試すためのアドレスである。とりあえずこれだけ使えればいいし、CGIプログラムを動かすのは後にして、
ServerName 127.0.0.1
を追加し、ホームディレクトリに「public_html」というディレクトリを作って、ホームディレクトリのpermissonsを711、「public_html」のpermissionsを755に設定しておく。なお変更前のhttpd.confのServerNameの前にはコメントアウトの記号 # がついていて、これを取ったうえで上のように変える。
Apache(httpd)起動してから、ブラウザMozillaを立ち上げて、WindowsのIEからエクスポートしてメールで送り、ディレクトリ「public_html」に置いてあったbookmarks.htmをめでたく表示できた。
ほかのことでも、名前を決めることは重要で、この際IPアドレスなど「TCP/IP」プロトコルの最低限の知識が要るようだ。ぼくは「パラシュート型」勉強法で、名前の問題を解決した。
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