可変長の詩
yoyo
いく筋か脈々と流れる
血や決意ともつかない存在
自我はとおくにありて
離れていくものを追えない
流転していく因果応報
並列する川のような様相で
我が魂は砕けてしまう
ちかくにあるものをすくう
破片を繋げてみてみる
その姿滲む影さえ生まない
それをもちて歩もうが
近寄ることもままならない
定められた運命を空に
なぞられてみてみるものの
暗夜の流星に煽られて
省みるだけの可変長の僻龍
◆
うろこシティアンソロジー 作品篇 No.1 目次
◆
前のページ
◆
次のページ
■
Urokocity
■
Shimirin's HomePage
■
SiteMap
■