| 23 私が誤解していた事 |
清水さんの紹介された作品集の刊行順を読んで気が付いたのですが、
私は「Ambarvalia」から「あむばるわりあ」、そして「旅人かへらず」と、
「旅人」の軌跡が綴られた様に感じていましたけれど、
年譜をあらためて、昭和21年に「旅人かへらず」を書き始め、
翌年にこの「旅人かへらず」と、「Ambarvalia」の改作として、
「あむばるばりあ」を刊行しているということで、
実際に執筆された順序ということになると、
「Ambarvalia」から「旅人かへらず」、恐らくはその後に、
「あむばるばりあ」が書かれたのではないか、と感じられ、
「旅人かへらず」こそが、「Ambarvalia」に、
繰り返される「淋しさ」の陰影を落としているような気がしてきました。
偏見とは実におそろしいもので、完全に作品集の編集の通り書かれたと信じていました。
ちょっと、歴史の事実を鋏ででも切り離して、単純に相関だけで眺めたら、
どう感じるのだろうか?一篇だけでも何も語らない作品はないのだろうか?
そんなことを考えながら、また少し、読みふけって見ようと思います。
〔ツリー構成〕
| 【20】 西脇順三郎詩集 2000/5/12(金)00:00 清水鱗造 (176) |
| ┣【25】 「カンシヤクもちの旅人が」 2000/5/26(金)21:21 一本指 (734) |
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